百聞は一見にしかず 〜ボランティア&留学〜

2013年11月27日

オハイオ大学への留学


Q、どうして留学したいと思ったのですか?

橋本「私は2年生の時、同じオハイオ大学の短期留学に行きました。その時に、英語だけじゃなく自分の専門も本場で学んでみたいなと思い、帰ってきてから準備し始めました。」

小川「私は海外には行ったことはありますが、現地の人と混じって暮らしてみるという体験がしてみたくて留学したいと思うようになりました。」

若松「僕は留学経験のある人が、姉をはじめとして周りにたくさんいたことがきっかけです。話を聞いているうちにいろいろ経験してみた方がいいのかなという気持ちになりました。特に何がしたいとかはあまりなかったのですが、とりあえず環境を日本じゃなくて違う場所に移してみたいと思い、留学することにしました。」

Q、英語で専門の学部を学ぶということはどうでしたか?

橋本「私はメディア社会学科で、オハイオ大学はジャーナリズムがすごく有名でジャーナリズムの授業も社会学の授業も質のよい授業で深くてすごくおもしろかったですよ。」

若松「私は経済学科なので、経済学の授業を取っていました。日本でも勉強していたので海外でやってもできると思っていたけれど英語だからわかりづらいところもあって難しかったです。あと、一番印象的だったのは海外の学生が授業に対してのモチベーションがすごく高いという点です。GPAが就職に直結するのでモチベーションが高くて驚きました。アメリカが一番で居続ける理由なのかなと思いました。」

小川「私は英米比較文化学科で、一番難しかった授業はアメリカ史でした。アメリカでアメリカ史を学ぶというのはすごくレベルが高く、内容も難しく、言葉も難しかったのでついていくのが大変でした。日本でもアメリカ史は学んだがフォーカスする点が日本とは違うなと思いました。日本人にはない違う視点から学ぶという点がすごく有意義だなと思いました。」

Q、留学するにあたっての費用はどのように準備されたのですか?

橋本「武蔵大学からもらえる奨学金と合わせて、自分のアルバイトをして貯めたお金や両親の援助などで用意しました。」

小川「私は自分でアルバイトをして貯めたお金や両親の援助で用意しました。武蔵大学の授業料も払いながらオハイオ大学の留学費として250万円がかかるので、両親の説得が大変でした。」

若松「私も両親の説得が大変でした。自分でいくらか用意してどれだけ本気かを見せたから両親にお金を出してもらえたのかなと思います。

Q、留学する時はどれくらいの語学力があったのですか?

小川「私は2年生の時のTOEICの点数は520点、1年生の時は300点台でした。自分が英語が特別できるから留学に行ったというよりは、行きたいから英語の勉強を頑張ったのだと思います。」

橋本「1年生の時は500点くらいでした。留学したいけど英語ができないから諦めるという人がいると思いますが、語学力がないから留学できないという風に諦めるべきではないと思います。」

若松「僕もあまり英語力はなかったですね。現地に行って英語だけの環境に自分を追いやれば、英語が話せるようになるんじゃないかなと思っていたので、現地に行ってから頑張ろうと思いました。語学力というよりもいろんな人に話しかける積極性の方を僕は意識していました。

Q、留学をしたことで就職活動が大変だと感じたことはありましたか?

小川「やはり留学から帰ってきてから就職活動を始めたので、周りよりスタートが遅くなってしまい大変でした。12月に帰ってきましたが他の留学に行っていない学生たちは10月頃からセミナーに出たりと就職活動を始めている状況でした。

橋本「そうでしたね。でも私は留学に行く前にも合同説明会には雰囲気をみるために行っていました。

Q、留学したことが就職活動に有利に働いたことはありますか?

小川「私はあまり感じませんでした。留学に行った結果、多様な視点が身に付いたことなどが伝われば有利に働くと思うけれど、ただ行っただけでは有利にならないと思います。行った結果、自分の強みが何かがわかることが大事だと思います。

若松「私は、留学したことはプラスにはなるのかなと思いました。実際に海外に生活したことのある人が欲しいという会社が多かったのでプラスにはなるんじゃないかなと感じました。

Q、留学に行く前と行った後で何か変わったことはありますか?

橋本「多くの人はしない長期留学に挑戦するということで、準備の段階からより一層自分の考えを持つようになりました。何かを決断する時の判断基準も、多くの人がこうするからという視点ではなく、何より自分の考えを一番大切にするようになりました。」

小川「留学に行った先でもすべて自分の意志で選択、決断をしていくことが大事になってきます。例えば自分はどういう目的で留学に行ったのかということでも留学先での生活での選択が変わってくると思います。自分で決断するという力を学ぶいい機会だと思いました。

若松「現地の人たちと交流してみて、彼らは自分の意見を伝えるのが非常にうまいと感じました。積極性もあり、日本人にはないパワーをすごく感じました。それ以来、自分の意見を伝えることや表現することを意識するようになりました。

 

 

 

 

 


実際に復興支援ボランティアや留学を経験した3人の学生のお話をみなさんはどのように感じましたか?
復興支援ボランティアも留学も、現地でしか見えないものやできないことを体験することでその後の考え方や行動が変わってくるようですね。
興味はあってもなかなか一歩が踏み出せないものだと思いますが、やはり行動するかしないかは大きく違うのかもしれません。
復興支援ボランティアや留学に少しでも興味のある方、是非このインタビューを参考にしてみてください。


<情報>

学生生活課の前にボランティアのラックが新設されました。
また、11月29日に武蔵大学内でボランティアの説明会が開催されます。
興味がある方はこちらも活用してみてください。

また、武蔵大学は留学に対するサポートがしっかりとしています!

留学費用について、インタビューでも出てきたように、
武蔵大学では、交換留学、協定留学ともに奨学金が用意されています。
関心のある方は国際センターに相談に行ってみてはいかがでしょうか?

就職についても、キャリア支援センターでは、
キャリアコンサルタントの資格取得者や企業の人事担当経験者である職員が多数おり、
一対一で相談に乗ってくれます。
留学で就職活動が遅れるのが心配な方は事前にキャリア支援センターに行きましょう!
(※この時期は3年生に全員面談を実施しているため、スタッフ全員が面談中のこともあるそうです。
じっくり相談したい場合は、事前予約をおすすめします!事前予約は直接訪問や電話で受け付けています。)


(経済学部2年 古跡、橋本)
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