【ついに完成】武蔵大学・11号館を見学!

2022年02月04日

 

新しい建物っていいですよね…。

 

筆者(てらだ)は、近所に新しいお店がオープンする日に「レジ一番乗りチャレンジ」をするぐらい新しいものに飛びついてしまうタイプです。

 

そんな私が武蔵大学の在学中に、まさか「11号館一番乗りチャレンジ」をできるとは思っていませんでした。感無量です。

 

 

個人的な話は置いておいて…。

ついに武蔵大学11号館が完成しました!

すでにオープンした購買に行ってみた在学生のかたも多いのではないでしょうか?
2F〜5Fも、まもなく利用開始です。

 

 

とはいっても、11号館は何に使う建物なのか、在学生でもよくわかっていないのが事実。

そこで、今回は武蔵学園施設部施設課(以下、学園施設課)ご協力のもと、11号館を一足先に見学してきました!

実際に足を運ぶのが難しい社会情勢ですが、この記事でオンラインツアーをお楽しみください。

 

 

 

▲奥の生協はすでに営業中!

 

まずは1階から。奥には、1号館から移転してきた購買があります。品揃えが強化されていて嬉しいです。

取材日はオープンから間もない時でしたが、ホールの談話スペースが活発に使われていたのが印象的でした。

 


【学園施設課に聞いてみました!】

Q. 生協(購買)はなぜ11号館に移転したのでしょうか?

A. 元々の生協は正門の横にありましたが、そこは大学の顔になる部分ですよね。

そこにお店があるだけだと、大学としては勿体無いようなものになっていて。

1号館には、単に入試課が移るだけではなくて、ホールと一体的に改修してアドミッションセンターという施設ができることになっています。

これから武蔵を受ける受験生に、武蔵大学をよりよく知ってもらうための仕掛けを整えるとともに、在学生に対しても改めて武蔵大学を知ってもらうために設備を整える予定です。

11号館を作るだけではなく、これから1号館も新しくなるんですね!


 

 

 

 

2階は、4つの小教室があります。

机と椅子が一人一人分かれているので、さまざまな授業形式に対応できるようになっています。

 


【豆知識①】

教室を仕切るガラスには衝突防止のために模様がついているんですが、これは11号館の「11」になっています。(写真右)

▲10号館のガラスもよくみると10でした(赤く着色しています)


 

 

 

11号館の建設計画は、2022年に新設される国際教養学部に対応する施設を作ろう、というスタートだったそうです。

その中心となる施設が3Fと4F。学生が多角的に使いこなせる空間をコンセプトに作られています。
見てみると、本当にいろいろなタイプの席があります。

 

▲フリーワーキングエリアとフリースペース

 

3F全体を通してほとんど柱がないので、とても空間が広く感じました!

こんな席もあります。

 

▲ソロワークブース

 

1人〜2人で利用できる席とのことで、オンラインでの活動も捗りそうですね!(具体的な運用方法は現在検討中だそうです)

そして!すごい区画を見つけました。

 

▲突然現れた畳と障子。この取材で一番興奮しました

 

ここは、留学生を招くために、和風テイストのスペースとして作られたそうです。

他にも発表用のエリアや、会議用の部屋があります。

 

 

 

4Fは「グループスタディルーム」という名前の通り、学生がグループで研究できるスペース。

このフロアには、4学部それぞれのエリアがあるんですが、学部の特性ごとに最適な席の配置になっているそうです。そこまで考えられているとは!

 

 

一見3Fと似ていますが、また雰囲気が違いますね。

ゼミなどで実際に使うのが楽しみです。

 

 


【豆知識②】

実は、壁のベージュのパネルにも工夫があります。

これは「調音材」といって、ある周波数の音だけ跳ね返ってくるようになっているので会話は聞こえやすく、雑音は抑えてくれます。 

とてもこだわって作られているんですね!


 

 

 

最上階の5Fには、面談室や研究室があります。

教授との面談で、学生も使う機会があるかもしれません!

 

▲面談室

▲研究室廊下

▲研究室。何もない光景は貴重です

 


【豆知識③】

この11号館はトイレがかなり充実しています。

なんと、1F〜5F全てに男子・女子トイレが整備されています。

これはきじキジのトイレ調査記事もアップデートしなければいけない案件ですね…。

現時点で11号館はぶっちぎりの1位だと思います。(詳しくは→ こちら )


 

 

ちなみに、屋上には太陽光発電があるそうです。

▲環境にも配慮されているんですね!

 

これで5階まで全てコンプリート…。

と思いきや、通常は立ち入れない地下を特別に見せていただけることに。

 

 

 

 

立派な階段で地下1階に下りていきます。

 

 

鉄の扉…!?
扉を開けると…。

 

 

わぁ…。

 

(こういう整然とした光景大好きです)

ここは、災害用の備蓄品や、資材などを保管する場所となるそうです。

消火ポンプなどの設備もあり、色々な意味で地上を支える存在となっていますね。

 

 

 

最後に、屋外に出てきました!

 

こちらが楠(くすのき)テラス。すぐ隣のおおきな木が、名前の由来になった楠です。

天気の良い日はここでお昼ご飯を食べたいですね!

 

 


 

 

11号館は、学生が自由に使いこなせるスペースが多く、使い方は無限大という感じがしました。大切に使っていきたいですね。

学園施設課の皆さま、ご協力ありがとうございました!

 

執筆:社会学部2年 てらだ

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