江古田世界一周 第5部『アメリカ』×『ハロー・オールド・タイマー』編

2019年06月17日

2017年の夏から始まった、江古田で世界を一周する食旅

日本、中国、ネパール、スペインと続いた旅もいよいよ終わりに近づています。

旅の終点では、どんな出会いが待っているのでしょうか。

前回の記事はこちら→江古田世界一周 第4部『スペイン』×『アランダルース』編


・江古田世界一周の食旅は編集部員のリレー形式企画です。
・この企画は世界を食で一周することを目的としております。そのため、世界を下記矢印の方向に転々と周ることとなります。

・各国の記事はそれぞれの国を担当する編集部員らが編集していきます。私たちの個性が表れた文体や表現もお楽しみ下さい!
・食事の感想や、お店のレポートはあくまで各編集部員の個人的な意見です。ご了承ください。


第5弾目となる今回、私たちは最後の経由地であるアメリカへ向かいました!


今回の舞台は、ハロー・オールド・タイマーさん。
アメリカの南部に位置するルイジアナ州をコンセプトに、本場の味にこだわっているお店です。
パスタ料理が1週間ごとに、パスタ以外の料理も2週間ごとに入れ替わるので、次に同じ料理が食べられるのは1年後になることも。来店者を飽きさせない工夫が凝らされています。

基本情報
営業時間 ランチ       11:00~15:00
     カフェタイム*  15:00~17:00
     ディナー      17:00~19:00(LO 18:00)
定休日 月曜日・隔週火曜日
住所 東京都練馬区栄町25-5
*カフェタイムは食事の提供はありません

シンプルで素朴な佇まいが親しみやすく、店内も温かみがある落ち着く雰囲気です。

楽器の壁飾りやギター、レコードなど、店主さんが好きな「音楽」にまつわるものがちりばめられています。
店内のBGMもルイジアナ州の音楽で、アメリカ南部にいる気分が味わえます。

それでは、私たちが頂いた料理を紹介していきます!


今回はランチメニュー(1000円・+200円でドリンク付き)の3品を頂きました。

1品目は「マッシュルームのミートソーススパゲッティ」。


ミートソースの肉は赤ワインで煮込んでおり、口に入れるたびに赤ワインの香りが鼻を抜けていきます。マッシュルームもごろごろ入っていてボリュームたっぷり。食べ応えのある一品でした。
またランチメニューについているサラダには、玉ネギやパプリカ、セロリなど様々な野菜を混ぜた特製ドレッシングがかかっていて、とてもおいしかったです!

2品目は「ケイジャンポークとディキシーキャビア=ライス付=」。

ケイジャン料理は、カナダからアメリカ南部への移民がルーツとなっているルイジアナ州の料理の1つ。
豚肉はスパイスがしっかり効いており、ご飯が進みます。外はカリッと、中は柔らかすぎず硬すぎず、噛むたびに旨味が感じられました。焼き加減にこだわっており、強火で火を通した後に火を止め、蓋をして蒸すことで、肉が硬くならないようにしているそうです。
また、ここでのキャビアとは黒目豆のこと。ヘルシーでさっぱりとした味わいでした!

最後は、「シュリンプポーボーイ」。

ポーボーイとは、ルイジアナ州のサンドイッチのこと。エビがあふれそうなほどたっぷり入っています!マヨネーズとケイジャンスパイスで味付けされており、絶妙に混ぜ合わされた少しピリッとしたソースにエビと野菜が上手く絡んで病みつきになります。
 添えられているマッシュポテトも、シンプルな味付けが滑らかな舌触りを引き立てていました。

 

店主さんに聞きました!

Q.おすすめメニューは何ですか?
A.基本的にアメリカ料理です。

Q.人気メニューは何ですか?
A.ディナー限定の「ガンボ」とスイーツの「アップルパイ」です。

Q.お店のコンセプトはありますか?
A.アメリカ南部です。

Q.店名の由来は何ですか?
A.好きなミュージシャンのアルバムジャケットからとりました。

Q.なぜ江古田にお店を出したのですか?
A.知人の紹介です。

Q.江古田はどんな街だと思いますか?
A.個性のある街だと思います。

Q.江古田にお店を構えてどう思いますか?
A.周りの飲食店、お客様が温かいなと感じます。

Q.どのようなお店であり続けたいですか?
A.アメリカ南部料理、アメリカ南部に興味を持つきっかけにしていただけたら嬉しい。そして地域に愛されるお店でいたい!!

Q.武蔵大学生に一言お願いします。
A.皆様とても良い子達で、かわいくて癒されています。いつもありがとうございマス!!

 

日本では食べられないアメリカ南部のローカル料理がたくさん楽しめる「ハロー・オールド・タイマー」。次来たときはどんなメニューだろうというワクワク感で、また何度でもお店に行きたくなるに違いありません。お店に行った際には、アメリカ南部の雰囲気と味を五感で楽しんでみてくださいね。

             See you again…

                              (社会学部3年 松尾・宮川 経済学部3年 本多)

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