武蔵大学で静かに過ごすならここしかない 洋書プラザ

どうも皆様お疲れ様です。
きじキジの1年生。『B.I.G.KEN』です。
新学期が始まり、学食も開かれておよそ二ヶ月。
昼時に学食に足を運べば高中生大学生教員含めてそれはもう大繁盛。
非常にめでたく、定食のふざけた634円という価格設定も許せるというものです。
(キャッシュレスですのでお釣りには困りませんが……)
しかし、皆が皆人混みにズカズカと入る勇気があるわけではないというのが本記事執筆の動機で私の想い。
静かで人のいない所でゆったり勉学や読書に耽りたい時もあれば何も考えずにボーっとしたい時もあるでしょう。
時間割に生じた空きコマ。心も体も学校の外に出るほど元気ではない。
こんな時、皆様におかれましてはどこでお休みを過ごされるでしょうか。
大学図書館に行くでしょうか。
所属の部活の部室に行くでしょうか。
空き教室を3号館などで探すでしょうか。
感じ方は人によりけりでしょうが、私にとってはどれもベストではありません。
『巨人の肩の上に立つ』という言葉があります。
これは先人達の知見を元に新たな発見をするという意味の言葉です。
私は一人で過ごすことに関してはプロ級です。
どれほどかといえば一人でディズニーランドに行ったことがあるくらいです。
そんなソロ活動の巨人でありますB.I.G. KENこと私。
今回の記事では、私の肩の上に皆さんをお乗せして皆様の快適な休みの過ごし方をご案内したいと思います。
さて、皆様は『洋書プラザ』を知っているでしょうか。
洋書プラザと言いましても、脳内回路の電子糸がピンと張るかだらんと垂れるかはその方次第と思います。
ずばり言いますと、私のおすすめスポットで今回の記事で紹介する場所です。
時間に追われている忙しい現代人はここまで記事を読むわけないと思いますが、数少ないお忙しい方はここまで読めば大丈夫です。
洋書プラザに行きましょう。とても良い場所ですよ。
気を取り直して洋書プラザの紹介をしたいと思います。
洋書プラザは武蔵大学8号館の地下にあります。
8号館に教授棟の方の入り口から入りまして10歩ほど。
右手を見れば、洋書プラザと書かれたプレートとガラス戸があります。

いつもなら素通りしてエレベーターへ行ってしまう足をガラス戸の方へ向けましょう。
ガラス戸を左から右へゆっくりと引き、傘をお持ちでしたら8号館の入り口で取った傘袋の中へ。
既にインクの匂いが立ち込める階段をバスバスと音を立てつつ降りれば目の前に見えますのはセキュリティゲート。

*洋書プラザ内は撮影禁止です。今回は特別な許可を得て撮影しています。
洋書プラザには学生証をどうかお忘れなくお持ちください。
せっかく降りた階段をすぐに登らなければなりません。
ピッと学生証をカードリーダーに当てて、受付カウンターへ。
こちらでは館内で使う首かけのカードを貰います。
非常時の人数把握に使う物ですのでどうかお忘れなくお願いします。
 
 
奥に見える階段を上がれば席は9席、本は89,000冊程。
私がよく過ごします下層の席は19席、本は130,000冊程。
「洋書だけでこの多さ?」
ジェレミー・クラークソンも舌を巻くであろう圧巻の蔵書数は洋書プラザへ足を運ばれた方ならすぐに分かる魅力でしょう。
しかし、これほどの大量の洋書から目当ての本を見つけるのは難しいでしょう。(ごく一部を撮った写真ですが、これでも蔵書数の多さがよく分かるでしょう)

そんなことをお考えの貴方にはこちらのリンクの先。
フロアマップがおすすめです。
https://www.musashi.ac.jp/library/riyou_annai/shisetsu/floor_guide.html
そして、洋書プラザを含めた武蔵大学図書館の本の検索には『OPAC』が便利です。
https://www.musashi.ac.jp/library/
そして、私が思う洋書プラザの最大の魅力はその静かさ。
通常の図書館とは異なり、人の出入りが少なく聞こえる足音も少ないので読書は勿論のことですが課題も自主学習の双方にも存分に集中出来るでしょう。
ただ、社会規則もモラルも程々に備えた武蔵大学生でする方がまさかいるとは思いませんが食事は不可です。素直に学食へ行きましょう。ちなみに、私のおすすめ一人ご飯スポットは8号館の空中庭園です。
※ 飲み物はペットボトルなどのフタのしまる物のみOKです。
最後に、私が本記事を執筆するにあたって洋書プラザへ取材をした時に感動した事をご紹介させてください。
洋書プラザは外国の小難しいような本も多いのですが、児童書や絵本も沢山あります。
取材時、私は『大どろぼうホッツェンプロッツ』のドイツ語版(原語版)を見て、洋書プラザの窓から差し込む陽光と懐かしいインクの香りでジーンときました。
集中して何かをしたい。
静かな時間を過ごしたい。
インクの匂いを感じたい。
ノスタルジーに耽りたい。
そんな方々におかれましては洋書プラザに足を運んでみてはいかがでしょうか。
取材・執筆 戸田 確認 多草川
 
         
      