【武蔵大生による】撮影技術を全く知らない学生が、映画を撮ってみたら…【自主制作映画】

2025年03月28日

 

こんにちは。人文学部4年の中村です。

 

突然ですが、皆さんは『自主制作映画』って作ったこと、ありますか?

 

 

学生たちが集まって、企画・撮影・編集を行い、一つの作品を仕上げる…
オシャレな芸大生がやってそうなイメージで、私には遠い存在だと思っていました。

しかし!卒業を間近に控えた4年生の1月、ひょんな事から自主制作映画の監督を務める事となったのです…!!!

そこでこの記事では、その自主制作映画・『武蔵大学ローカルヒーロー・「閃耀ロクロギア」シーズン1最終話”Heroes”の制作の裏側を取り上げます!

 

 

大丈夫です。怪しいモノじゃありません。

 

まず「閃耀ロクロギア」とは、人文学部日本・東アジア文化学科の石井教授・GHゼミナールが展開している、ローカルヒーロープロジェクトです。(詳しい説明はここここを読んでください!)

江古田を中心に、地域のお祭や児童館などでヒーローショーをさせていただき、子供たちとのふれあいと地域振興に勤しんでいる「閃耀ロクロギア」プロジェクト。

2023年より活動を始めてから早2年、遂に卒業生を送り出す時期がやってきました。
そんな4年生達に、石井教授から「最後に『自主制作映画』でも作らないか?」と言われたのが、事の発端でした。

普段のショー動画はこちらのチャンネルに挙がっているのですが、

ローカルヒーロー活動の一部始終。私はこの中の白いヒーロー・「アサヒ」を演じています。


学生生活最後の思い出として、普段とは違う一つの作品を残したい…そんな思いから、2024年の12月中旬、私達GHゼミナールの4年生は、映像制作を開始したのでした!

 

<<監督紹介>>

映画製作の中核メンバーとなった、3人の監督を紹介します!

 ヨーロッパ文化学科4年。映像制作に興味があり、社会人映像制作サークルに所属している。

 メディア社会学科4年。某局の放送コンテストに出展した経験があるなど、映像制作ノウハウは豊富。

 私、ヨーロッパ文化学科4年。映像制作の「え」の字も知らない一般大学生。

映像技術のある2人に対して、全く知識のない私。この先大丈夫なのでしょうか…

 

 

 

映像制作に当たり、脚本・ロケハン・撮影スケジュール、この3つが大変重要です!

どれも映像の土台になりますから、入念な準備が必要です!

 

 

まずは脚本、2年間の経験を活かし、それまでの集大成となるような脚本を執筆します…!

何度も書き直しながら、全10ページに及ぶシナリオが完成しました!

 

ロケハンも、舞台となる大学構内をじっくり周り、最適なスポットを探します…

8号館3階の庭園

 

体育館横の、岩のあるスペース

 

これらのような、大学構内でいい雰囲気なスポットを、撮影箇所に決めました!

 

並行して、撮影日程の決定と出演者のスケジュールを考えます…

撮影は1月、2月は受験で構内が使用不可になる&春休み期間中にゼミ生達に集まってもらう、という関係上、効率良い撮影スケジュールをプランニングしなくてはいけません。

そのため、脚本にシーンを設定し、それぞれのシーンで一つの撮影箇所で集中的に撮影できるように計画しました。
(脚本の流れに関係なく、一つのロケ地でまとめて撮る…本当にドラマや映画のようですね!)

 

 

さあ準備も終わり、いよいよ撮影開始です…!

次ページ:撮影技術の無い中村が迎えた、トラブルとは…?

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