【武蔵大生による】撮影技術を全く知らない学生が、映画を撮ってみたら…【自主制作映画】

こんにちは。人文学部4年の中村です。
突然ですが、皆さんは『自主制作映画』って作ったこと、ありますか?
学生たちが集まって、企画・撮影・編集を行い、一つの作品を仕上げる…
オシャレな芸大生がやってそうなイメージで、私には遠い存在だと思っていました。
しかし!卒業を間近に控えた4年生の1月、ひょんな事から自主制作映画の監督を務める事となったのです…!!!
そこでこの記事では、その自主制作映画・『武蔵大学ローカルヒーロー・「閃耀ロクロギア」シーズン1最終話”Heroes”』の制作の裏側を取り上げます!
大丈夫です。怪しいモノじゃありません。
まず「閃耀ロクロギア」とは、人文学部日本・東アジア文化学科の石井教授・GHゼミナールが展開している、ローカルヒーロープロジェクトです。(詳しい説明はここやここを読んでください!)
江古田を中心に、地域のお祭や児童館などでヒーローショーをさせていただき、子供たちとのふれあいと地域振興に勤しんでいる「閃耀ロクロギア」プロジェクト。
2023年より活動を始めてから早2年、遂に卒業生を送り出す時期がやってきました。
そんな4年生達に、石井教授から「最後に『自主制作映画』でも作らないか?」と言われたのが、事の発端でした。
普段のショー動画はこちらのチャンネルに挙がっているのですが、
↑ローカルヒーロー活動の一部始終。私はこの中の白いヒーロー・「アサヒ」を演じています。
学生生活最後の思い出として、普段とは違う一つの作品を残したい…そんな思いから、2024年の12月中旬、私達GHゼミナールの4年生は、映像制作を開始したのでした!
<<監督紹介>>
映画製作の中核メンバーとなった、3人の監督を紹介します!
ヨーロッパ文化学科4年。映像制作に興味があり、社会人映像制作サークルに所属している。
メディア社会学科4年。某局の放送コンテストに出展した経験があるなど、映像制作ノウハウは豊富。
私、ヨーロッパ文化学科4年。映像制作の「え」の字も知らない一般大学生。
映像技術のある2人に対して、全く知識のない私。この先大丈夫なのでしょうか…
映像制作に当たり、脚本・ロケハン・撮影スケジュール、この3つが大変重要です!
どれも映像の土台になりますから、入念な準備が必要です!
まずは脚本、2年間の経験を活かし、それまでの集大成となるような脚本を執筆します…!
何度も書き直しながら、全10ページに及ぶシナリオが完成しました!
ロケハンも、舞台となる大学構内をじっくり周り、最適なスポットを探します…
8号館3階の庭園
体育館横の、岩のあるスペース
これらのような、大学構内でいい雰囲気なスポットを、撮影箇所に決めました!
並行して、撮影日程の決定と出演者のスケジュールを考えます…
撮影は1月、2月は受験で構内が使用不可になる&春休み期間中にゼミ生達に集まってもらう、という関係上、効率良い撮影スケジュールをプランニングしなくてはいけません。
そのため、脚本にシーンを設定し、それぞれのシーンで一つの撮影箇所で集中的に撮影できるように計画しました。
(脚本の流れに関係なく、一つのロケ地でまとめて撮る…本当にドラマや映画のようですね!)
さあ準備も終わり、いよいよ撮影開始です…!
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