部活&サークル訪問記 第3弾・ボランティアサークル〈A’t〉海外編
皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは、約1年ぶりとなる部活&サークル訪問記のお時間です。 第3弾となる今回は我々の編集室のほぼ真向いにあるボランティアサークル「A’t」の紹介 です!
今回は沢山のボランティア活動の中から、A’tのイメージそのものと言ってもいい、海外で「家」を建てる活動について取材しました。Habitat for Humanity(以下ハビタット)という国際NGOと連携して行う、GV(Global Village Program)という海外建築ボランティアのことだそうです。各回ごとにGVプログラムに名前がついていて、今回はシャンカラGVとしてインドの地図の南東の方に位置するカピャンプリュー村まで行かれたそうです。(注)筆者は活動に同行はしていませんのであしからず。あ、そうそう皆さんの気になる予算についても取材をしましたのでご参考までに。
現地での活動の様子
それでは今回のGVの広報担当である森下さんにお答えいただきました。
まずはGV全般に関わる部分から質問していきます。
Q メンバーは任意で参加しているのでしょうか?
A 任意です。行きたい人が行きます。ちなみにこの活動はA’tに所属していない方でもA’tに登録をしていただければ参加できます。今回は明治大学の方が参加してくれました。
Q 行き先の決め方や、準備の計画はどれくらい前から始めるのでしょうか?
A 行く場所はリーダー次第ですね。いくつかハビタットが用意した候補があって(金銭的な面などから)リーダーが絞り、参加メンバーで選んで行くことになっています。危険な所はあらかじめ除外されていますね。今回は今年の春休みに行ったんですけど、昨年の11月くらいには行く場所も決まってましたね。
Q 行く前にやらなければいけない事は?
A 防疫とハビタットでの現地の文化や言葉、危険な事についての研修などですね。これは何処に行くにしても共通してやりますね。あ、そうそう人によっては勿論パスポートが必要です。あとは、現地にカップ麺を持って行ったりする人もいます。
カップ麺を持っていくのですか?
行った先の食事が合わない人とかですね。結構重宝します。
Q 家を建てる研修があったりするのですか?
A 研修は……ありません! 現地でぶっつけ本番となります。
全くないのでしょうか?
全くないんですよこれが~。だからあまり専門的な作業とかはしないで、物を運んだりとかします。というか行ってみないと木造かレンガかもわからないという。どちらにしても共通していることは、子どもたちが手伝いたがるのですが、危ないので絶対に参加させないということですね。
なるほど……で、では気を取り直してこの質問に行ってみようと思います
Q ズバリ渡航費用はおいくらくらいで?
A 今回は現地での活動費、飛行機含めて20万円、まあそこからは各自によります。パスポートを取得したり、予防接種とかその他諸々含めると高い人だと30万円くらいいくかな~。それと、行く人数や場所ごとに金額は異なるので毎回この金額という訳ではないです。
結構費用がかかるのですね。
そうなんですよ。やっぱり負担が大きいので今度クラウドファンディングとかに挑戦しようかなとも思っています。
なるほど、お答えいただきありがとうございます。
では一通り質問が終わったのでここからはインドに行った感想をきいていきたいと思います。
Q なぜ今回、インドを選ばれたのですか?
A インドは貧困が見えやすいという事で選びました。以前、今回のリーダーがフィリピンへ行ったときには地域ごとの格差が激しい状態で、その地域はみな貧しく貧困が見えにくかったとのことでした。インドではそれが見えやすいとのことだったので。カースト制度がまだ残っている国で町の中で貧富の差が激しいので、貧困状態が見えやすい所でした。
なるほど、では画面の前の皆さんも気になるであろう次の質問
Q 食事はどうでした?
A 一言で言えば辛いか、甘いかですね。とにかく味が濃いという何というか……。カレー味。コーヒーやデザートがとにかく甘いのが特徴でした。なにを頼んでもナンが付いてくるので皆ナンを食べてなんとか腹を満たすみたいな……。あ、でも香辛料のおかげか次の日の体調がよかったなど良い面もありましたね笑。カレーに飽きたら麺がスパゲッティで、味が塩焼きそばに似ているものとか食べてました。他には生野菜や牛乳に結構気を遣いましたね。
左上側に見えるのがナン、右側にあるのは麺、上のお椀に入っている白いご飯、左側と下側のお椀に入っているのがカレーです。
Q 現地の方との交流はどうでした?
A 楽しかったです。子どもたちとよく遊んでいました。現地の遊びを教えてもらったりとか……逆にこっちの遊びはあんまり教えなかったかな~。あとは現地の方が開いてくれた歓迎会のときに踊ったりしました。
では、最後に興味のある方、また未来の新入生に向けて
Q 日本語しか話せなくても大丈夫?
A 英語は多少でいいので話せたほうがいいです。何故かというと、今回とか当てはまるんですがガイドの方が必ずしも日本語を話せるという訳ではないので、日常会話ができるレベルがあると安心です。
Q 入部したばかりの1年生でも直近のGV活動に参加出来ますか?
A 夏休みのボランティアが日程的に一番近いのですが、1年生でもいけます! ぜひご参加ください!因みに昨年の夏は2人が参加してくれました。
Q 観光もするのでしょうか?
A します。今回は寺院へ行ったり、近くのマングローブを船で探検したりしました。
Q 海外ボランティア以外の活動はどんなものがありますか?
A 練馬区内ですと江古田こども笑店街というイベントに参加したり、老人ホームへ行ったりしています。また、震災があった時は東北へ行ったりしましたね。
では最後に画面の前の方に一言お願いします。
創設してまだ4代目の若いサークルですが、活動には熱い気持ちを込めて取り組んでいます!
これからもアットホームなA’tをよろしくお願いします!
というわけで部活・サークル訪問記第3弾 A’t 海外編は無事終了。森下さん、ご協力ありがとうございました。次は一体どこへ行くのか…………つづく(予定)
【社会学部2年 川嶋】