【公開記念】武蔵大学映画研究会〈Filmes〉がすごいぞ!

2021年12月05日

 



なんと!YouTubeにて短編映画「Re:TRY」がこの記事と同時(2021/12/5)公開!

リンクはこの記事の一番下にありますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

今年、突如として現れた武蔵大学の団体「映画研究会〈Filmes〉」

このたび初の短編映画が完成したとのことで、きじキジ編集部員てらだがその謎に迫っていきます。

Filmesでは部員募集中。なんとなくでも映画に興味がある武蔵大生、この記事をぜひご覧ください!

 

写真左から高橋さん、丸山さん、小林さん、石田さん(部長・監督)

 

 

 

 

てらだ
皆さん1,2年生なんですね。Filmesはどういう経緯で生まれたんですか?

 

石田
もともとFilmesは、今年映像制作サークルとして新たに立ち上げたんですけど、別の映画研究会の部員が6月ぐらいに1人しかいなくて、もう廃部寸前で。

ただOBOGがいるので、大学としてはなかなか廃部にしたくないなっていうのもあって、ちょうど自分たちの方に映画研究会に移行しないかというお話をいただいて。

そこから部に昇格して、今が部員34人。1,2年生のみでやっています。

 

てらだ
どんな活動をしているんですか?

 

石田
4月が新歓。6・7月ぐらいでミニドラマを作って、夏休みぐらいに合宿も兼ねて短編映画を制作して白雉祭で上映します。

落ち着いたら、12月ぐらいからミニドラマをまた作って、それで春休みに合宿も兼ねて冬の短編映画を作る予定です。

その他映画鑑賞会をやったりとか、僕が役者をやっているので、演技や映像制作のワークショップをやったりとかしています。

 

 

小林
名前だけ聞くと、ただ映画研究してる会だと取られちゃうので、
なんか「地味なんじゃない?」みたいなイメージを持たれがちなんですけど、実際映画を作ったりとかしているので、もっと広めていけたらなあと。

 

てらだ
それもあってFilmesっていう愛称がついたんですか…?

 

石田
そうなんですよ。「映画研究会」の名前は変えちゃダメって言われて、じゃあ愛称ならOKとのことで、サークルから引き継いで付けました。

アットホームで、参加できるときにどんどん参加してという感じで、自由です。

丸山
本当に自由。

石田
言わせてるわけじゃないですよ(笑)

 

丸山
役職が結構分かれてて、編集をやってくれる人や、役者や監督がいて、ほかにも照明とか音声などもいます。

小林
やりたいと思ったらなんでもできますね。役者が一番少ないんじゃないか、ってくらいなので。

高橋
現場は結構実際(の映画)に近いですね。
役者をやってる人が部長なので、本格的だなって思いました。

 

 

石田
映画を観るときはぜひエンドロールを見てほしいなと思ってて。

正直見ていても面白くないと思うんですけど、あれに映画ができるまでのすべてが詰まってるので、うちらの映画も含めてぜひ観てほしいですね。

学生が作っているってだけで、制作でやることは変わらないので、世に出回っている映画と全く一緒だと思うんです。

 

 

 

 

てらだ
制作にはどれぐらいの期間かかったんですか?

石田
脚本には2、3か月くらいしっかり時間をかけました。
撮影は本当にギリギリで、約2週間。

てらだ
2週間!?

石田
本当に白雉祭のギリギリで、特別に学生生活課の方の許可をいただいて朝も撮って、夜もちょっと遅くまで撮らせてもらって。でも妥協はしない。

てらだ
その後の編集って地獄じゃないですか。

高橋
みんなが撮影していて、僕がひとりだけポツンと編集させられてるみたいな(笑)

 

 

 


〜ここで、きじキジのメンバーは一足先に映画「Re:TRY」を鑑賞させてもらいました!〜

 

21分の映画ですが、それ以上の長さの映画を見たように感じるほど内容の濃い映画でした。

コロナ禍を経験した2030年が舞台になっていますが、
「ジャンルはこれ!」という感じではなくて、もちろんコメディー要素もあるし、コロナ禍があったから作れた設定っていう社会的要素もあり、自由にできる大学生だからこそ作れた映画だと感じます。

2回3回と何度も見たら、また違う見方ができそうです。


 

 

てらだ
制作で一番大変だったことはなんですか。

 

石田
意外とスケジュール調整が大変でした。みんなバイトや授業があって、日程が合わないことが多いので。

 

大量の撮影予定

 

小林
朝がキツかった。一限の前の7時集合とかも。

石田
先に言っておきます。次はおそらくないです。

小林
あの期間はブラック(笑)今はめちゃめちゃホワイト。

 

石田
あとはカット割りっていうか、見せ方は大変でした。ただ喋っているシーンがあるとして、人が動かない映像だと面白くないんですよ。

どうやったら飽きない面白い見せ方になるかっていうのは、比較的難しいところ。

 

てらだ
動きといえばあのシーンですね。

 

“力”を発動するシーン(ぜひ本編でご覧ください!)

 

丸山
結構撮り直したんですよ。最初演じている自分が笑っちゃって、吹き出しちゃって。

小林
シーンとした中で、ひとりで頑張っているのをみんな真顔でスルー

高橋
あの動きってあの場で生まれたんですよね。

丸山
向こう側で部長が「もっとやってもっとやって!」って言うから。でも結構カットされてて。

石田
そんな使わなかったっていう(笑)

 

 

 

石田
次は12月からミニドラマの撮影が始まって、テーマはミステリー系です。

実は脚本の人以外、物語がどう展開するかも、結末も知らせずに撮るんです。

部員34人のうち、知ってるのは4人だけです。超極秘。ぜひ見てほしいです。

 

てらだ
すごい試みですね…。ほんとに楽しみです。

最後に、Filmesに興味を持っている人に向けてメッセージをいただきたいです。

 

高橋
名前だけ聞くと、何やってる部活かわからないって思うんですが、
学祭の作品を作ったりと後期になってやっと動き始めている感じがするので、もっと大人数で楽しくできたらな
って思います。

 

丸山
映画撮るだけじゃなくて、映画観賞会だったり役職もいっぱいあるので
結構いろいろ楽しめると思うし、アットホームな空気感を楽しんでもらいたい
です。

 

小林
部員同士も仲が良くて結構ワチャワチャしてると思いきや、
撮影の時はしっかりやるっていうオンオフがちゃんとあるので、
ちゃんとやりたい人でもゆるくやりたい人でも楽しめる部活
かなと思ってますね。

 

 

石田
あとは、しょせん部活でしょという見方じゃなくて、ぜひ本格的にやりたい人も入ってきてほしいなって。
それこそ本当に映像学びたいという人にも、満足してもらえる環境があると思っているのでぜひ。

高橋
メディ社の子、意外といますね。力になりますよね。制作とか編集とかに慣れてたりする。

石田
あと七不思議のひとつなんですけど、意外と経済学科の人が多い。もうひとつがなぜかA’t(ボランティアサークル)に入ってる人がものすごく多い。

 

ぜひ、DMなどで気軽にアポイントを取ってもらいたいです。

今度ミニドラマの撮影を、正門入ってすぐのケヤキ並木でしたり、空中庭園で撮影したりするので、告知して「見学したい方はどうぞ」みたいな感じで公にしようと思っています。

もっと自分たちの存在自体を知ってもらえるといいかなと思っています。

 

僕は意外と2年生にも入ってきてほしいと思ってて、

まだ間に合う!!と思ってます。

 

てらだ
まだ間に合う!っていいですね!

 

石田
2年生だからもう遅いとかはないので。

小林
そうですね、あんまり参加できなくても、作品を見たりとか楽しいです。
来られなくても怒らないので。幹部めちゃくちゃゆるいです!

 

てらだ
ありがとうございました!

 


 

お待たせしました!
皆さんも映画をぜひご覧ください。
まず動画の概要欄を見るのがおすすめです




 

 

興味を持った方は、SNSもチェック!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事の出演

武蔵大学 映画研究会 (Filmes)

監督・部長   石田さん
出演者・副部長 丸山さん
出演者・副部長 小林さん
助監督・編集  高橋さん

特別出演
編集・脚本   関野さん


執筆
社会学部2年  寺田

写真
人文学部1年  中村


制作・著作
ムサシウェブマガジン

 

 

 

 



最後まで見ていただき、ありがとうございます!(笑)

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