【新大学生必見】武蔵大アルバイターズ第5弾!
この春から大学生の皆さん、おめでとうございます。
大学生になるし…ということで、
皆さん一度は検索しますよね。もちろん私も通った道です。
この4月で2年生になる私は、大学に入学してから1年間で、3種類のバイトをしてきました。
誰もが知ってる王道のものも、人に話すとなにそれ?って言われるようなものも。
コロナ渦の2020年でもできた、数少ない経験を皆さんに共有したい!ということで、
きじキジの名物企画「武蔵大アルバイターズ」7年ぶりに復活!!!
前回第4弾が2014年の公開ということで、筆者の私にとっては当然知らない先輩方が執筆されています。歴史を感じますね。(過去記事のリンクは記事の最後にあります!)
この記事では、私のバイト経験談を、裏話を交えて紹介していきたいと思います。バイトをしたい皆さんの後押しになれば幸いです。それではどうぞ!
大学生バイトの代名詞「塾講」
同級生の知人でも、多くの人が働いているイメージです。
私は週3回程度、個別指導塾に勤めていますが、授業や質問対応が主な業務です。
塾によっては、駅前でのティッシュ配りなどを任せられるところもありますね。
塾講師をやっていてよかったと思うのは、何よりも自分の学力を維持できることです。(高3生を指導している今だったら、センター試験の点数もっと取れてただろうな―)と思うこともしばしば。
テスト前や受験シーズンは忙しいですが、点数が上がった!とか、「合格しました!ありがとうございます!」と言われるのは本当にうれしかったです。
Q1. 私立文系だけど大丈夫ですか?
武蔵大生は、私立文系で3教科しか受験勉強してこなかったという人も多いですよね。また、この教科は無理!という人もいると思います。
結論から言うと、まったく問題ありません。
面接時に教えられる教科を聞かれると思うので、そこで言っておけば大丈夫です。
でも、多くの塾では採用前に学力テストを受けることになるので、中学の範囲なら全教科教えられるくらいの自信は必要ですね。
Q2. 個別塾と集団指導塾、家庭教師どれがいいの?
私には個別塾が一番合っていると感じていますが、特定の教科に自信のある人や人前に立つのが好きな人は、集団塾もいい選択だと思います。
ただ、より一層の予習と覚悟は必須だと思います。自分のテスト前だからといって簡単に休みは取れません。かといって生徒の成績を上げるあまり、自分の単位を落としては本末転倒です。
家庭教師は、一般的に給料が高いのが魅力ですね。生徒の成長を一番近くで見ることができますが、保護者との関係も重要になり、責任が重くなります。
教えるあてがいる人にはもちろんお勧めしますし、そうでなければ個別指導塾で教えて経験を積み、将来的に家庭教師をしてみるのもお勧めです!
Q3. 面接や学力テストはどうだった?
塾講をやりたい!と意気込んで探し始めましたが、最終的には3校を転々としてやっと決まりました。
1校目では、まず学力テストを受けました。60分のテストは大学入試よりはずっと簡単なものの、数学に自信がなくて少し心配な結果に…。
でも面接に進めたのですが、東京都に隣接する県の地域なので最低賃金が低く、同じ仕事をしてもすぐ近くの都内校舎よりかなり時給が低いことがわかりました。やはり都内で働こうと思い、いったん断念。
(逆に、今すぐに働きたい!という人にとっては、そのような県境に近いところは人手不足な場合が多いのでねらい目です!)
2校目は、家から近いところで面接に挑みましたが、人手がすでに足りているらしく「必要になったら連絡しますね~」と長い間放置されてしまいました。
このままではダメだろうと思い、思い切って面接に挑んだ3校目。面接し、採用していただきました。
ということで、興味をもった方はぜひ!
続いて、私が大学生に一番おすすめしたい「試験監督」です。模試などを受けたことがある人にはなじみ深いのではないでしょうか。
業務は、問題の配布や回収、時間管理、裏方では回収した用紙の確認や仕分け作業など多様です。でもすべてマニュアルに沿って行われるので、慣れれば難しくありません。
絶対にミスは起こせないですし、トラブルが起きると大変です。でも、休日中心かつ自分の好きな時に働けて、一日でまとまったお金を稼げるバイトでもあり、模試を受けてきた大学生にはなじみ深い仕事なのでおすすめです。
また細かいところですが、それぞれの試験運営は基本その場限りのメンバーです。でも違う会場でたまたまメンバーと出会った時に「お久しぶりです!」と言い合うような関係がとても良いなと思ったり。大学生はもちろん、もっと年上の世代と話すことで、良い刺激になります。
用紙の配布や回収の時は忙しそうな試験監督。
でも試験中、ただ立って試験室を監視しているとき、暇なんじゃないかなーと思ったことはありませんか?
実際にやってみると、わかります。
実際暇なのは事実です。
試験室にいる間は、スマホはもちろん読書もできないので、しっかり教室を見回していますが、眠くもなります。
特に都会に住んでいると、駅で長時間電車を待つことも少ないので、私たちは暇な時間に慣れていないのかもしれませんね。
こういうときは、以下のような頭の中をあえてフル回転させるような考え事をして、眠くなるのを防止しています。
①中学生時代のクラスメイト全員思い出す
一日かけて大体思い出しました。家に帰ってすぐ卒業アルバムを見ました。
②昨日なくした蛍光ペンのキャップのありかを考える
まずは家の自分の部屋の間取りを思い浮かべます。結局見つかりませんでした。
※あくまでも試験室の監視が第一!
なんじゃそれ?と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひお部屋探しサイトで物件を検索してみてください。そこに載っているようなアパートやマンションの外観写真を撮るのが仕事です。
珍しい団体好きの筆者は、中学・高校・きじキジと少人数部活や団体を渡り歩いていますが、某バイトアプリでこの仕事を見つけて、「これだ!」と思い3分で申し込みました。
業務内容をざっくりと説明すると、
という流れです。事務所に行くこともなく、撮影以外はすべてオンラインで完結する仕事でした。
もともと写真や動画を撮るのは好きなので、作業は楽しかったです。「ここに住んでみたいなー」と思いながら仕事をしていました。
この仕事はどうしても移動が発生するので、自転車で一日中走り回ることによる脚力がつき、電車の一日乗車券を使って最安になるように撮影ルートを組んだりして、地理の知識もつきました。現場で電話を片手に連絡することも多く、一番社会人らしいことができたと感じています。
しかし、マイナーな仕事ゆえの苦労もありまして…。
もちろんこの仕事はコソコソやっているわけではないのですが、
世間からみるとアパートにカメラを向けて写真や動画を撮影するのは、探偵や盗撮とやっていることはあまり変わらないように見えてしまうんですよね…。
特に人が住んでいる物件で、どうしてもベランダなどが写ってしまうときは厳しかったです。
もちろん、居住者の方から声をかけられたら事情を説明して了解を得るのですが、
ある新築でちょっと高級そうな物件を撮影していた時のこと。いきなり声をかけられて、何だ?と思ったら
管理人さんや警備員に取り囲まれていました。
居住者からの通報があったのか、防犯カメラで監視したのち、声をかけたとのことです。物件撮影といってもすぐには信じてもらえませんでした…。
私はこの経験が軽くトラウマになって、半年でこのバイトをやめてしまいました…。つくづく精神力が弱いと感じます。
でも、私は辞めることは悪いことではないし、それこそが学生バイトの強みだと思っています。(もちろん、嫌なことがあったらすぐに辞めたり、ドタキャンするのは良くないですが)
いわゆるブラックバイトもありますが、それを恐れてなかなか踏み出せないよりは、まずはやってみて、自分に合うかを見極めてみるのがいいと思います!不安な方は、大学生協が推奨するアルバイトを活用するのも一つの手かもしれません。
いかがだったでしょうか?
大学生の間、とことん一つのバイトを勤め上げるのもいいですが、いろいろな職種を体験するのも社会勉強になると思います。私もまだまだ様々なバイトを経験してみるつもりです。
ほかの仕事も知りたい方は、過去の武蔵大アルバイターズもぜひご覧ください!
第1弾 塾講師・飲食店キッチン・コンビニ店員
第2弾 映画館スタッフ・結婚式場スタッフ・アパレル店員
第3弾 レアバイト特集 ライブ会場スタッフ・東京ドームVIP席のスタッフ
第4弾 劇場スタッフ・コールセンター・コンビニ店員・コーヒーショップ定員
楽しいバイトライフを!
社会学部1年 てらだ
(素材:いらすとや)