【出演してみた】映画研究会<Filmes>ドラマ撮影の裏側!
今回紹介する、武蔵大学映画研究会<Filmes>が昨年制作した短編映画『Re:TRY』が、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022」にて、「ゆうばりホープ」を受賞しました!
これは、将来性が光り、今後の活躍が期待される若手監督を紹介する部門です。
残念ながらオフィシャルセレクションは逃したものの、受賞作品である『Re:TRY』は、動画配信サービス「Hulu」をはじめとして、国内外の映画ファンへ向けて配信上映されます。楽しみですね!
→ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のWEBサイトはこちら(外部サイト)
武蔵大学の「映画研究会<Filmes>」。
以前、現部長のてらだが短編映画「Re:TRY」の取材でお世話になりました。
(その時の記事はこちら)
【公開記念】武蔵大学映画研究会〈Filmes〉がすごいぞ!
※「映画研究会<Filmes>って何?初めて聞いたんだけど?」という方へ
以前の記事も併せて読むと、Filmesについてもっと深く知ることができます。
この団体がどのような経緯で生まれたか・撮影の裏話まで盛りだくさん。ぜひご覧ください。
そしてこの度、初の連続ドラマを撮影しているとの情報を掴み、きじキジ編集部は、またもや取材を敢行しました!
しかも、ドラマ本編に出演までさせていだだきました・・・気になる、編集部員が出演している様子は後ほど!
〜某日のきじキジ編集部・グループLINEでの会話〜
【急募】
映画研究会<Filmes>のドラマに出演したい人募集
あと、これ記事にするので取材要員も1人募集します。
やります
取材の方、
やりたいですー
すぐに決まりました。Filmesへの注目度、恐るべし。
すぐに台本を渡していただき、てらだ・おかべの2名は、セリフの練習と役作りに没頭したのでした。
そして、ある日の午後、きじキジ編集部は撮影現場(8号館)へと向かいました・・・
といっても、今回きじキジ編集部員が出演するシーンは、時間にして数十秒ほど。
「サクッと撮影して、夕方には編集会議でも・・・」なんて思っていました。(←失礼)
しかし、そんな甘い考えは、途方もなく間違っていたのでした。猛省。。
↑出演前、出番を待つ2名。リラックスモードだが、この直後、製作陣の熱意に圧倒される。
今回撮影に参加するドラマ「ミステイク」は、本格的な全10話のミステリー・考察系ドラマ。
〈あらすじ〉
舞台は、都内にある黒雉大学。
12月初旬のある日、ゼミ仲間である炭谷と中村、村上の三人はいつも通りに授業を受けていた。しかしその翌日、炭谷と突如連絡が取れなくなり、彼は忽然と姿を消した。
数日後、同じくゼミ仲間である藤井は、ある記事を目にする。その内容は、炭谷と中村のバイト先の近くで、身元不明の男性遺体が発見されたというもの。
果たして彼の行方は────
結末を知っているのは、きじキジの部員はおろか、Filmesの中でも脚本などに関わっている4人だけらしいのでビックリしました。
Filmes内でも憶測が飛び交っているそう…。
↑より良い表現にできないか、監督と脚本担当、出演者で話し合い。良い作品のためには妥協しません。
↑「これは生半可な気持ちではいけない・・・」と悟った、てらだ。そりゃあ真剣な顔にもなってしまう。
撮影前に、全員で集合。「え、現場にいる人多くない!?」と思いませんか?
映像作品に携わる方々の多さに驚きました。
撮影日程を合わせるのも大変だそうです。
↑左上から時計回りに:メイクさん、音声さん、バミっているADさん、カメラさん
使っている機材が本格的! 多くの人たちが、良い作品をつくるために各々の仕事に励みます。
↑カメラをカメラで撮るカメラ初心者よこた
そして迎えた本番。
※出演者は撮影中のみ、マスクを外しています
↑監督は離れた場所で映像と音声をチェック。必要であれば、修正箇所を指示します。
周囲に見守られながら、きじキジ編集部員、俳優デビュー!?
2人で雑談しているシーン。
作品に映ってはいませんが、おかべがアドリブで「チャーハン爆弾の話」「靴でゼリーを作った話」「鼻うがいで溺れた話」などをしてました。
たくさん撮り直したのがこのシーン。
台本の1ページ分をぶっ通しでやるので、途中でチャイムの音が入ったり、立ち位置が難しかったりと苦労しました。
きじキジが出演したのはほんの一部分ですが、他にも撮影の様子が垣間見える秘蔵写真を頂きました!
↑ カチンコがあると一気に撮影感出ますよね
↑ 人工雨を降らせて撮影。ここまでやるとは!(7話以降に登場するシーンです)
↑ 本番中は真剣。でもカットがかかると、和気あいあいとしたいい現場です。
何度ものリテイクを経て、ついにクランクアップ!
出演時間は少ないものの、映像作品を手がける方々の多さと、その熱意に触れた取材でした。
最後に、きじキジを読んでくださっている方々に、映画研究会からのメッセージです。
答えて頂いたのは「ミステイク」の監督で、部長の石田瑞樹さん。動画でどうぞ!
ということで…
お待たせしました!
気になるきじキジ出演シーンは、完成した作品をご覧ください。
「ミステイク」を第1話から見たい方はこちらから!
きじキジが出演した第6話は、撮影から公開までわずか1週間ほど。編集担当の方には頭が上がりません。お疲れ様でした!
ドラマの最新情報は映画研究会のSNSをご覧ください。こちらをクリック!
あ、まだ記事は終わってません。実はクランクアップの後もハプニングがありました。
撮影が終わり、3人で江古田駅に向かっていたその時、監督の石田さんから電話が!
ごめんなさい、
撮影データ
消えました。。。。。
記事にオチがついたぞ!!!!!
やったーーーーーーーーーーーーーー!
「ミステイク」タイトル回収しました
撮り直しに撮り直しを重ねた努力の結晶、ぜひご覧ください。
〜記事の出演〜
武蔵大学 映画研究会 (Filmes)
監督・部長 石田瑞樹さん
はじめFilmesの方々
出演・執筆
社会学部3年 寺田
社会学部1年 岡部
写真・執筆
人文学部3年 横田
制作・著作
きじキジ編集部
※記事内の画像・映像は、映画研究会の許可を得て掲載しています。