【Filmes〈映画研究会〉】桜丘中学・高等学校で行われる映画撮影を取材!

2022年11月09日

普段は見ることのない光景。その連続に心を躍らせていたら、はや5時間…

とうとう撮影の終了が迫ってきました。

 

 

 

ラストシーンは、主役が教室からグラウンドへと廊下を駆け抜ける、大躍動の演出です!

 

(記事に使える良い写真が撮れるぞ!)

 

などと、私は期待を胸に撮影の開始を待っていました。しかし、現実はそう甘くはなかったようです…

 

目まぐるしく視点を変えるカメラ思わぬ所で私たちを反射する窓ガラス速すぎて一瞬で通り過ぎてしまう演者…。数多なる壁が私の前に立ち塞がり、撮影は困難を極めます。

 

特に、視点を変えるカメラと反射するガラス。
「きじキジ部員がサプライズ出演!?」なんて事態が発生してしまったら、Filmesの方々に合わせる顔がありません。

 

そんな逆境の中、私たちが撮影した写真がこちら…

 

 

グラウンドへと徐々に近づく足音に緊張を煽られましたが、なんとか撮れたのがこの一枚…

視界が開けず歯痒さの残る位置からの撮影になりましたが、遠い窓越しでも臨場感を味わうことができました!

 

時刻は午後6時。

カメラのレンズが、夜の気配を微かに感じさせる青空を見上げ、午前8時にはじまった撮影はついに終わりを迎えます…

 

 

ラストシーンの撮影が終わるとグラウンド前の廊下へと関係者が集まり、清々しい達成感が現場を包みます。

 

 

主演となった二人には、Filmes部長・監督 石田瑞樹さんから、花束が受け渡されました。

湧き立つ拍手の波が達成感へと拍車をかけ、撮影に関わっていない私ですら気分が高揚してしまいます。

 

その後はグラウンドへと移動し、集合写真を撮りました。

Filmesは撮影、高校生は演者と、役割が分担されていたため少し離れた場所で作業することが多かったですが、ラストはこうして集まっているのを見ると感慨深いです。

 

 

集合写真を撮り終え解散した後も、各々が好きな時間を過ごしました。

 

 

こんな光景を見ていると、「青春だ…」とあまりに陳腐な感想を抱いてしまいますが、実際、この現場に立ち会ってなければ味わえない空気が確かにあります。

 

およそ10時間に及んだ長時間撮影。しかも、現場が高校というあまりに濃い内容…

Filmes部員の熱量に終始圧倒されながら進んだ取材でしたが、クランクアップの瞬間も共有でき、素晴らしい経験となりました!

 

 

なんと!今回撮影された映画は関係者だけでなく、私たちもFilmesのYoutubeチャンネルから視聴できます!

この記事で紹介した撮影の裏側を想像して観ると、より映画を楽しめるかも知れません。

 

 

最後に、「映画研究会〈Filmes〉」についての最新情報は、SNSで随時発信されています!

記事を読んで興味を持って下さった方は、ぜひご確認ください!

 

 

 

滅多にないほどの長時間取材…

きじキジ部員は夜の公園で、お弁当の中身と共に、その余韻を噛み締めたのでした…

 

 

 

〜出演〜

 武蔵大学 映画研究会〈Filmes〉
桜丘中学・高等学校のみなさん

 

執筆・取材

経済学部 一年 楠

 

撮影・取材

社会学部 三年 寺田
社会学部 一年 岡部
経済学部 一年 山口

 

 

 

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