【Filmes〈映画研究会〉】桜丘中学・高等学校で行われる映画撮影を取材!

2022年11月09日

 

~撮影の合間、気を抜いていると~ 

 

   

   あれ、くすのき来てたの? 

(なぜFilmesに僕の名を知る人物が…) 

 

急に背後から名前を呼ばれ驚きましたが、正体は私の友人、酒井さんでした。 
話を伺うと、酒井さんは制作を担当しているとのこと…

 

これは取材のチャンス! 

捉えた獲物は逃さない…。撮影の合間、取材に協力していただきました。 

 

 

———高校生との共同作品とのことですが、Filmesと高校生ではどのように役割分担をしていますか? 

そもそもこの撮影は、Filmesが高校生の思い出作りに協力するってコンセプトになっています。だから演者は高校生にして貰って、Filmesはカメラや音声といった撮影関係の仕事をしています。 

 

———酒井さんは今年の6月にFilmesに入部したと聞きましたが、一年生はどんな仕事をしていますか? 

「一年生は雑用、二年生は撮影、三年生は監督」みたいな学年ごとの役割分担はなくて、できる人からどんどん仕事をします。Filmesには高校生の頃、映像系の部活に入っていた人もいて、経験者は入部してすぐに撮影を任されることもありますね。

 

———そう聞くと未経験者だと活動に関わるのが難しい気がしてしまうのですが、実際にはどうですか? 

さっき映像系出身の人の話をしたけれど、部員の多くは映像制作に関わったことがない人たちです。その人たちは、経験者にサポートされながら仕事に関わって、その中で機材の扱い方を覚えて行きます。
そして、経験者側となった人が、再び未経験者に教えると言ったように循環していますね。

 

———色々な仕事をすると聞きましたが、大変な仕事とかありますか? 

例えば音声だと、絶対に機材がカメラに入ってはいけないので、下から撮ったりする場合は辛い姿勢になることもあります。他にも、音声機材はコードが凄く長くて、移動の時とかは大変です。

写真に映るコードのほとんどが音声機材のもの。言葉による説明は不要なインパクトです

 

———最後にこの撮影に対する想いなどはありますか?

部長の意見と重なってしまうけれど、大学の部活動で高校生の思い出作りを手伝えることなんて普通はなくて、とても貴重な体験だと思います。だからこそ、高校生に失望してほしくなくて、期待に応えられるよう本気で取り組みたいと思いました。 

 

撮影の中で成長できるって所が印象的でしたね!

ハードルが高いわけではないみたい。

 

 

今回の撮影は、Filmesと高校生との二人三脚で実現されています。 

酒井さんに続き、今度は高校生側の北原さんに協力していただきました!

 

 

———高校での撮影が決まった時どのように感じましたか?

最初に先生から撮影をすると聞いた時は、何をするかすら知りませんでしたが、漠然と楽しそうだなと感じていました。

 

———参加者全体としては、撮影が決まった時はどのような雰囲気がありましたか?

緊張している人はあまり居なくて、私と同じように「面白そうなことがある」と、楽しみにしていた人が多かったように思います。撮影が決まった時だけでなく当日も、撮影の合間に雑談したり、みんなリラックスできている気がしました。

 

———撮影に参加する学生はどのように決まりましたか?

私は放送部に入っているのですが、顧問からFilmes という団体が高校で撮影をするという話を聞き、参加することにしました。基本的に参加者は放送部がメインになっているんですが、放送部の人だけでは人数が足りなかったため、キャンパスナビゲーターの人たちも参加しています。

※キャンパスナビゲーターとは、学校説明会で入学希望者の案内などをする学生

 

———撮影をするにあたって、不安などはありますか?

本番当日になっても、具体的な仕事については分からないこともあり、不安でした。けれど、Filmesの方が案内してくれるので、問題なく撮影できていて楽しいです!

 

———最後に、どのような想いで撮影に臨みたいですか?

とにかく、楽しんでやりたいと思ってます!

 

Part3〈桜丘校舎を巡る〉

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