百聞は一見にしかず 〜ボランティア&留学〜
みなさんは長いお休みがあったら何をしますか?
長いお休みは、ボランティアや資格取得、留学など新しいことをはじめるチャンスですよね。
けれども、興味はあっても行動に移している人は少ないのでは?
そんな方たちに向けて、実際に復興支援ボランティアと留学を経験した武蔵大生にインタビューしてきました!
ボランティアって一体何するの?留学にかかるお金はどれくらい?などなど様々な疑問があると思います。
みなさんのそんな気になる点について、実際に体験してきた3名から教えてもらいました。
ボランティア編と留学編の二部構成になっています!
今回インタビューにご協力いただいた3名
左から小川香澄さん(人文学部英米比較文化学科4年)、若松栄貴さん(経済学部経済学科卒業生)、橋本彩花さん(社会学部メディア社会学科4年)
東北への復興支援のボランティア |
Q、ボランティアに行くことになったきっかけは?
若松「ボランティアには例年、オハイオ大学の学生が参加しているそうですが、今年は、オハイオ大学と協定を結んでいる武蔵大生も参加してはどうかと留学を担当している先生からオハイオ大学に留学経験のあるこの3人へ声がかかり、参加することになりました。」
Q、なぜ参加しようと思ったのですか?
橋本「外国人が多く参加するボランティアだと聞き、私は少し英語ができるので交流する際に役に立てたらなと。また、自分がみてきたことを外国に住む友人に伝えていくことで、日本と海外での情報の誤差をなくしたいと思い参加を決意しました。」
橋本「外国人が多く参加するボランティアだと聞き、私は少し英語ができるので交流する際に役に立てたらなと。また、自分がみてきたことを外国に住む友人に伝えていくことで、日本と海外での情報の誤差をなくしたいと思い参加を決意しました。」
Q、ボランティア活動の概要を教えてください。
小川「2泊3日かけて大槌町や陸前高田市などに赴き『菜の花プロジェクト』『水ボラ』を中心に行いました。菜の花プロジェクトは、被災者の文蔵さんという方が、地元の方々を元気づけたいと思い始めたものだそうです。春にきれいな菜の花が咲くように、津波の浸水によって塩害でやられた土地を元に戻し、そこに菜の花を植えていきました。」
若松「大きな石を拾ったり、肥料をまいたり、力仕事だったね。『水ボラ』と呼ばれる水ボランティアでは、ミネラルウォーター1ケース(2リットル6本入り)を仮設住宅に1件1件まわって届けにいきました。」
これもまた力仕事ですね!訪問先での交流などはありましたか?
橋本「ありましたね。わざわざご苦労様ね、どこから来たの?などたわいもない話をしました。でも、そういった中でも、被災地のことを忘れないでいてくれてありがとうといった言葉をかけてくださる方もいました。」
小川「2泊3日かけて大槌町や陸前高田市などに赴き『菜の花プロジェクト』『水ボラ』を中心に行いました。菜の花プロジェクトは、被災者の文蔵さんという方が、地元の方々を元気づけたいと思い始めたものだそうです。春にきれいな菜の花が咲くように、津波の浸水によって塩害でやられた土地を元に戻し、そこに菜の花を植えていきました。」
若松「大きな石を拾ったり、肥料をまいたり、力仕事だったね。『水ボラ』と呼ばれる水ボランティアでは、ミネラルウォーター1ケース(2リットル6本入り)を仮設住宅に1件1件まわって届けにいきました。」
これもまた力仕事ですね!訪問先での交流などはありましたか?
橋本「ありましたね。わざわざご苦労様ね、どこから来たの?などたわいもない話をしました。でも、そういった中でも、被災地のことを忘れないでいてくれてありがとうといった言葉をかけてくださる方もいました。」
Q、 それぞれ印象に残ったことはありますか?
小川「菜の花プロジェクトについての説明をうけているときですかね。このプロジェクトの主催者の方に写真などを使って説明していただきました。初めは重い話をしていて暗い表情だったのが、プロジェクトで咲いた菜の花の写真を見た瞬間、とても明るい表情になったのを見てびっくりしました。思わずカメラを構えたくなるくらいキラキラしていました!(笑)」
橋本「私も、このプロジェクトの主催者の方が、菜の花を植える土地の石の除去についておっしゃった『(石は)一つとれば一つなくなる』という言葉が印象に残っていますね。復興も一歩一歩、小さなことからでも確実に復興につながっているのだなと思い、士気があがりました!」
若松「私は、事前学習の際の大槌町長さんからのお話ですね。被災地以外の人に一番伝えたいことで挙げたのが、『被災地を忘れないで』という言葉で、この言葉の意味を考えて、ひとりひとりがどういった行動をとれるのか深く考えましたね。どういう形にしろ、個人でもできることがあるんじゃないかなって。」
小川「菜の花プロジェクトについての説明をうけているときですかね。このプロジェクトの主催者の方に写真などを使って説明していただきました。初めは重い話をしていて暗い表情だったのが、プロジェクトで咲いた菜の花の写真を見た瞬間、とても明るい表情になったのを見てびっくりしました。思わずカメラを構えたくなるくらいキラキラしていました!(笑)」
橋本「私も、このプロジェクトの主催者の方が、菜の花を植える土地の石の除去についておっしゃった『(石は)一つとれば一つなくなる』という言葉が印象に残っていますね。復興も一歩一歩、小さなことからでも確実に復興につながっているのだなと思い、士気があがりました!」
若松「私は、事前学習の際の大槌町長さんからのお話ですね。被災地以外の人に一番伝えたいことで挙げたのが、『被災地を忘れないで』という言葉で、この言葉の意味を考えて、ひとりひとりがどういった行動をとれるのか深く考えましたね。どういう形にしろ、個人でもできることがあるんじゃないかなって。」
Q、今後被災地とどう関わりたいですか?
若松「建物の修復など外見の部分の復興も大切ですが、今後はそれ以上にメンタル面の支援が重要になっていくのではないかなと思います。実際に被災地の方々のなかにメンタル面の支援を必要としている人がいました。ボランティアの形も外から内へシフトしていかなければいけませんね。」
若松「建物の修復など外見の部分の復興も大切ですが、今後はそれ以上にメンタル面の支援が重要になっていくのではないかなと思います。実際に被災地の方々のなかにメンタル面の支援を必要としている人がいました。ボランティアの形も外から内へシフトしていかなければいけませんね。」
最後に、復興支援に関心のある学生へメッセージをお願いします!
若松「実際に現地の状況を理解するためにも一度足を運んでほしいですね。少しでも気持ちがあるなら行くべきです!」
小川「2年も経てばある程度復興は進んでいるだろうと思っていたのですが、沿岸部などみたら手つかずのままなところがたくさんありました。実際に行くことで報道では伝えられていない姿がたくさん見えてくると思います。」
橋本「私もみんなと同じですね。それでも、バスで街中を走っていると、楽しそうに野球をやっている子供たちが見えたり、復興も少しずつ進んでいるんだなと感じました。日々こうして被災地も変化しているんだと思ったら、考えるよりもまずは行ってみてほしいですね!」
次はオハイオ大学への留学編です!!
若松「実際に現地の状況を理解するためにも一度足を運んでほしいですね。少しでも気持ちがあるなら行くべきです!」
小川「2年も経てばある程度復興は進んでいるだろうと思っていたのですが、沿岸部などみたら手つかずのままなところがたくさんありました。実際に行くことで報道では伝えられていない姿がたくさん見えてくると思います。」
橋本「私もみんなと同じですね。それでも、バスで街中を走っていると、楽しそうに野球をやっている子供たちが見えたり、復興も少しずつ進んでいるんだなと感じました。日々こうして被災地も変化しているんだと思ったら、考えるよりもまずは行ってみてほしいですね!」
次はオハイオ大学への留学編です!!
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