編集部員の夏休み
約2ヶ月の夏休みがあけ、新学期の始まり来たり。
今期もMusashi Web Magazine編集部をよろしくお願いいたします。(編集部員一同)
さて、今回の記事のことの始まりは、時を遡り2016年4月15日まで戻る。
2016年4月15日。
その日に新記事『編集部員の春休み』が公開された。我ら3年の一個上の先輩たちの休み明けの定番ネタ「休み何してた?どこか行った??」というこの質問に答える春休み満喫記事の誕生である。
そして時は流れ、2017年9月13日夏休み会議の場にて。
春と来たら、夏にも休みが訪れ、我らがWebマガジン編集部の部員も、各々の夏休みを過ごしてきた。
そこで一年越しに、私たちは『夏休み』をテーマに休み明けの定番ネタ記事を書こう。
『編集部員の夏休み』記事の誕生の瞬間である。
Musashi Web Magazine編集部の売りは、編集部員が学生であること!
編集部員の学生も学生らしく、お休みを満喫した模様。
今回は3年編集部員が各々の夏休み満喫物語を一部を切り取り、お話ししよう。
あわよくば、皆さんにMusashi Web Magazine編集部をより身近に感じてもらえれば……。
夏休みは九州に旅行に行ってまいりました!初九州!結構前から行きたいなぁ~と思っていたので、ついに来れた!って感じでした。
6年ぶりくらいに飛行機に乗りました。 空がきれい!
1日目は長崎のグラバー園に行きました。
雨で暗いのが惜しいですが、園内は花が植えられていたり、池があったりでとても綺麗でした!音楽がかかっていて雰囲気も良かったです。
上の写真は、グラバー邸ですがその他にも様々な建物があって、建物内では建てられた時代の歴史や住んでいた方のことを学ぶことが出来ます。
2日目は、大分県の鉄輪温泉で別府地獄めぐりをしました。
雨が降っていた1日目とは違いとても快晴で、暑かった!!!
上の写真は海地獄の池の写真です。
個人的に今回の旅行で一番のベストショットだと思ってます。水に風景が映りこんで、反転してるように見えるのが好きなんです。絵でも写真でも。
海地獄は水色で、とっても綺麗だったんですけど、湯気が!すごくて!写真だとよくわからないことになってたので載せません……。皆さんも是非、地獄めぐりしてみて下さい~。
そして最終日!湯布院に行きました。
お店もたくさんあってとっても楽しかったのですが、何故かあまり写真を撮ってなかったのです。混んでたのと暑かったからかな……。
お昼に食べたクロックムッシュを載せておこう。
今回は、計画やホテルの手配など、ほとんど友人任せだったので、今度はもう少し、その辺も出来たらな……と思います!思い返すと私何もしてないのでは……?友人には感謝しかないです。
今年の夏休みは仙台にも行ったので、旅行の夏でした。
旅行は長期休みにしか出来ないことの1つだと思うので、大学生のうちにもう何回か旅行したいです!(細谷)
大学3年生の夏休みともなると、〈学生時代の貴重な夏休み〉という実感が生まれるものである。
実に感慨深い……。
ということで、今年の夏はスケジュールの余裕と体力的な面を考慮した上で、予定を入れ…今回はその一部分!
私の休み明け定番ネタは、『水族館』『美術展』がキーワードである。
★AQUA PARK SHINAGAWA★
直感型テーマパーク。
音・光・映像と生き物たちがコラボしたかつてないエンターテイメントが集う場所。
この公式サイトの紹介文を読んだだけで、美しい光景が期待できる。私がいつか一度は訪れたいと考えていた最新型水族館である。
何度も言うが、〈学生時代の貴重な夏休み〉を実感した私の夏。赴かない理由がなかった。
私が訪れた際は、2017.7.8 sat-10.1 sunの期間限定イベント『花火 HaNaBi aquarium by NAKED』を開催中。
空に花火が上がる光景はよく目にする。何度見ても、その咲き方と散りゆく儚さに感動する。
果たして、空と逆に位置する海のなかではどのように咲き誇るのか。
エントランス、ここから私たち来場者は花火HaNaBi aquarium の世界へ華々しく迎え入れられる。
水が揺れ動く壁面から足もとまで無数に花火が咲き誇り、水に映る花火が綺麗だった。ちなみに下の写真は花火が打ちあがる前。
ここに花火が咲き誇る光景はさぞかし美しいものだろう。
エントランスを抜けた先で驚くのが、水族館の中にメリーゴーランドやバイキングがあることだ。テーマパークと称される云われはここにもあった!
イベントに伴い、花火を楽しむ空間はエントランスの「水花火」、花火が咲き乱れる中で、涼やかな風鈴の音が鳴りその中を金魚たちが優雅に泳ぐ「金魚花火」、色鮮やかな和傘と対称に落ち着いた色合いの照明が輝くバー空間「傘花火」、花火の打ち上がる音とともに円柱の水槽で揺蕩うクラゲがライトの色で移り変わる空間「Jellyfish Ramble」の4空間が広がっていた。どの光景も幻想的で、設置されている椅子に座りながら静かに水槽を眺められるのも魅力的!
2階に上がると、「ザ スタジアム」というダイナミックなドルフィンパフォーマンスを360度どこからでも鑑賞できる巨大プールが目の前に広がっている。お昼のショーは「いろはにぽっぷ!」。ポップながらも和を感じる音楽と共にイルカやクジラたちが光の中で魅せる。かなり広範囲にイルカやクジラたちが水しぶきを上げるので、多くの人はびしょびしょに。私はギリギリ濡れない位置を陣取ることに成功!下の写真がマイベストポジションからの一枚。
*同時開催『イケ魚パラダイス』*
チンアナゴ(右写真)や、カクレクマノミなどのイケてる魚たちのイケてるセリフが聞けちゃうイベント。
なんと「魚の声が聴けちゃうよシステム」(左写真:左下の額縁)で、人気声優陣による昼、夜、そして雨の日とバリエーション豊かなイケてるセリフの数々が楽しめるとか。
ライトアップされた水槽を見つめ、生き物たちの姿を見つめるのも楽しいが、光・音・映像と生き物たちがコラボしたこの空間では生き物たちがまるで舞台に上がる主人公のように輝いて見えた。ただただ癒された。再入場もできるので、バー空間に戻って御酒片手に水槽を眺めるのもよし。
AQUA PARK SHINAGAWAの詳細は→AQUA PARK SHINAGAWAの公式ホームページで。
★アルチンボルド展★
↑企画展一番初めに目にした《冬》1563年 油彩/板
2017.6.20 tue-9.24 sunの期間限定企画展『アルチンボルド展』。
東京・上野公園 国立西洋美術館で開催されたこの企画展は「奇想の宮廷画家ジュゼッペ・アルチンボルドの思考した世界」へ来場者を誘う。日常生活に馴染みのある果物や野菜などのモティーフを組み合わせ、表情豊かな肖像画を創造する知と、モティーフの数々に感じるリアリティと繊細さや、モティーフの組み合わせの複雑さと色の一体感を生み出す技の集まる絵画の数々には圧倒される。トリックを想起させる奇天烈な絵画を好む私にはとても魅力的な画家だった。
この企画展のもう一つの魅力は、「アルチンボルドメーカー」。
アルチンボルドメーカーは額縁の前に人が立つと、額縁の上にある黒色のカメラで人物が読み取られ、額縁内に野菜のモティーフを組み合わせた肖像画を映し出す(下の画像を参照)。
試すのに少し並んだが、自分の顔がアルチンボルドの描く肖像画として浮かび上がるのを楽しみにしていたらあっという間に自分の順番に。驚いたのは、眼鏡をかけている人にはきちんと眼鏡がかけられるなど、結構特徴を捉えた肖像画が出来上がったことだ。まさしく体感する絵画だった!
武蔵大学では、学芸員課程から「新着・展覧会招待券のご案内」というお知らせが3Sに載ります。気になる企画展があるかもしれません。チェックしてみてください。(北村)
唐突ですが、私は武蔵大生の中でも数少ない上京勢です。そんな上京勢の夏休みの一大イベントといえば……
そう、「帰省」です!
自宅通いの友人から、「帰省ってそもそも何するの?」と聞かれることが多いので、今回は私の夏の帰省を振り返ってみたいと思います!
帰省で何をするのか……という問いに答えるのは結構難しい!!!
とりあえず、実家に帰ります。
私の地元は東北地方の日本海沿いの町。
新幹線と特急電車を乗り継いでまったり帰ります。帰省のときに特別に食べる「駅弁」は、毎回のささやかなお楽しみ。
車窓から、海や田んぼが見え始めると、「帰ってきたんだなあ……」としみじみ実感します。
到着!!
ローカルな駅にこんなものが置かれていて、ホッコリ。
地元の人が方言で話しているのが聞こえてきて、ホッコリ。
駅から家までの帰路で、地元の街並みや商店街の変化に気付かされ、時の移り変わりをエモーショナルに感じます。
実家に帰ると、家族が待ちに待ったかのように出迎えてくれ、温かいご飯と寝床が用意されている……かどうかはその時々にもよりますが、笑
懐かしい実家の匂いーー!!
と、癒されます。
帰省して、いったい何をしているのか……。
人それぞれかもしれませんが、わたしの帰省の目的はまず「休暇を取ること」です!
東京で取り組んでいる物事や、手付かずの大学の課題のことは一旦忘れ、ひたすら実家でダラダラと過ごす。そんな時間を帰省は私に提供してくれます。昔読んでいた漫画や小説を読み返してみたり、近所を散歩したり、畳に寝っ転がってうたた寝したり……。
帰省最高!!と言いたいところですが、ダラダラしていると家族に「あんたどうせ暇でしょ」と言われ、同時進行で家事を一生懸命進めることになります。笑
とはいえ、せっかく久々に地元に帰ってきているのに、なにもしないで終わるのも勿体ないので、
同じく地元に帰ってきている友人と久しぶりに再会します!
たとえば海などの地元観光スポットへ行ったり、
(やっぱり夏は海!家の近くにあるため、毎年欠かさず遊びに行っています。海はやはり何度行っても綺麗ですね。)
地元の美味しい食べ物を堪能したり、
(地方は食べ物がめちゃくちゃ美味しい!ということで帰省すると大抵の人は太って帰ってきます。こちらは地元の漁港で捕れたばかりの新鮮なお魚を使った刺身定食!白米も地元ブランドのもので、正直泣くほど美味しかったです)
そして飲み会をしたりなど。
こちらは地元商店街で開かれたサマーナイトフェスティバルの様子です。地元の知り合いにたくさん遭遇しました。笑
久々に会う友人と飲みながら、近況や、懐かしい話で盛り上がり、とても楽しかったです!
そんなこんなで、1週間の帰省はあっという間に終了。
次に帰ってくるのは年末かと思うと、名残惜しくなります。特に家族と離れるのはやはり寂しいものです。
しかし!
だからこそ、限られた時間の中での家族や友人とのささやかなひとときを大切にすることが出来たんじゃないかな……?
なーんて思いつつ、帰省を堪能した私の心と身体はすっかりリフレッシュされ、「また東京でも頑張るぞ!」とやる気に満ちているのでした。そして、離れるからこそ溢れ出てくる地元への愛……!地元に就職するかはわからないけれど、自分の故郷はずっと大事にしていきたい。そんな気持ちになりました。
と、私の帰省話はこんな感じです。
イメージはなんとなく伝わりましたか?笑
高校、大学を卒業したら地元を離れるという人も多いはずなので、皆さんもぜひ帰省をエンジョイしてくださいね!!(今野)
3年3名の休み明け定番ネタ「休み何してた?どこか行った??」というこの質問に答える夏休み満喫記事、いかがだったでしょうか。
こんな感じに、編集部員も学生らしい思い出を、学生ならではの視点でMusashi Web Magazine編集部これからも記事をつくっていきます!
今後もお楽しみに…!
2017年9月13日始動
2017年10月2日公開
(社会学部 3年 北村・今野・細谷)