採集したたんぽぽの根を、きれいに洗う工程です。

場所はもちろん、濯川です。だって、濯川（すすぎがわ）ですから。

武蔵の土から採れたたんぽぽを、武蔵の水で洗いながら、緑豊かな素晴らしいキャンパスに思いを巡らせます。

 

 

・・・というのは冗談で、水道で地道に洗います。

ここでしっかりと土を落とさないと、コーヒーが土味になってしまうので、念入りに洗いましょう。

中腰で、地味に辛いです。途中で交代しつつ、丁寧に洗いました。

↑昼休みの時間は、周囲からの視線が痛い。

 

ここでふと、疑問に思った読者の方もいるかもしれません。

「この人たちは、どうして1杯のコーヒーのために、こんなに手間をかけているのか」と。

「コンビニに行けば、100円で美味しいコーヒーが飲めるじゃないか」とも。

 

そんな事は分かっています。

しかし、100％武蔵産の、たんぽぽコーヒーを作って飲む事に、意味があるのです。

異論は認め・・・ます。青春の貴重な時間を、たんぽぽの根を洗う事に使っていていいのでしょうか。

いいのです。そう思うしかない。

 

なんて考えているうちに、気づけば、根が綺麗になっていました。

ちなみに、2時間経過していました。

 

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根っこを乾燥させよう。あれ？思ったより少ないぞ。