【たんぽぽコーヒー】君は武蔵の味を知っているか〜前編〜

2022年06月10日

予習が済んだところで、いよいよ、たんぽぽ採集のお時間です。

今回は、武蔵のキャンパスの中でも、ひときわ緑の多い「せせらぎ広場」で採集してみます。

※たんぽぽ採集についての注意

今回は、大学に特別に許可をいただきました。

もし、お近くの河川や私有地で植物を採集する場合は、河川事務所や土地所有者の許可を取ってください。

また、今回の作業は暑い日に屋外で行ったため、状況に応じてマスクを外している事もあります。その場合には、身体的距離をとっています。

 

〜用意するもの〜

・編集部員2名(採集・撮影)

・スコップ

・軍手

・ブラシ(後で洗うときに使います)

 

たんぽぽを探し始めて10秒後・・・見つけました。たんぽぽです!

さっそく、掘ってみましょう。

 

こ、これは・・・手強い。

掘っても掘っても、根が深く張っています。しかし、ここで諦めてしまっては、せっかくの企画がお蔵入りになってしまいます。地道に掘り進める事にしましょう。

※後に調べたところ、冬の方が、根が短く太いそうです。おそらく、そちらの方が楽に量を確保できるでしょう。

(参考:『タンポポの根はゴボウのように太く長い』)

 

それから約3時間。

施設管理の方や、道ゆく学生からの不審者を見る眼差し羨望の眼差しを受けつつ、黙々と掘り進めます。

 

〜その間の、よこたの心中〜

「き、きつすぎる・・・たんぽぽの野郎、生命力が強すぎるゼッッッッ!」

「いや、企画したの自分だし、たんぽぽのせいにするなよ」

 

というやりとりを、10往復ほどした頃でしょうか。

私は、手のひらに、違和感を感じ始めました。おかしい。なんだか痛いぞ。

 

軍手を取ってみると、なんと、手のひらの皮が剥けているではないですか。私のヤワな手は、3時間たんぽぽを掘り続けられるようには、できていなかったようです。

すぐに清潔な水で洗い、大学保健室へ行きました。

やさしい職員の方に、処置をしていただきました。ありがとうございました。この御恩は一生忘れません。

 

し・か・し。私にはやるべき事がまだまだ残っています。

次は、掘り出した根を、綺麗に洗いましょう。

 

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たんぽぽの根を洗おう。場所はもちろん・・・

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