江古田で散髪

2022年07月25日

 

こんにちは、部長のてらだです。

きじキジの部室には、先輩たちが書き残していった「企画案」があふれています。

 

※企業秘密のためボカシあり

 

そんな中、目に止まったのがこれ。

 

 

その発想はなかった。

 

今年から、武蔵大学は授業1コマが105分になりました。正直長くないですか?
空きコマがある学生も多いと思いますが、髪を切るなどして時間を有効活用していきたいですね。

 

 

今回、フリー素材カットモデルとして協力してくれたのは、てらだのゼミ友達、宮内くんです。

 

某おじさんのマネをしてもらいました

 

 


1年生の英語で同じ授業だったじゃん?(当時はオンライン授業)
その時のZoomに写ってた姿がすごい印象的なんだよね。

どういう状況?っていう感じの

 


(当時の再現)

 


授業が夕方だったから、カーテンを閉め切ってたんだよね。

 


毎回ホラーだった

 

そんな彼も3年生になり、現状がこちら。

 

 

 

 

ということで…

宮内くんをかっこよくしてもらうべくお邪魔したのが、武蔵大学から徒歩3分のところにある「理容星野」さんです。

 

今回お世話になったのは、3代目の星野貴宏さん。

 

 

余談ですが、前日にアポ取りをした時にまずびっくりしました。

 


予約をしたいんですが…。



うちは予約取ってないんです。いつでも空いてる時に来てもらう、これが江古田スタイル。

 


(なんかかっこいい…!)

 


いざ、断髪式。

 

 

 


今の心境はどうですか?

 


実は、1000円カットじゃない理容室って初めてなんですよ。そういう意味でもワクワクしてますね。

 


どれくらい伸ばしたんですか?

 


最後に切ったのが去年の6月らしくて。

 


衝撃的だったんですけど。

 


それが人生初の1000円カットで、もっと前の中学高校時代は理容店行ってたんですけど、

それからしばらく浪人時代があって、その時は親がバリカンで切ってました。
親が「外に出ないし、いいんじゃないの?」って(笑)

 

 


このお店はどんなお客さんが来るんですか?

 


武蔵の大学生・院生で来てる人はいますね。
武蔵の教授の方や、職員の方も来ます。

みんなしゃべりにきてる感じ。なんでもいいんだよ、話なんてね。

 


いろんな人が来るんですね。

 


みんなバラバラだから面白いよね。
たまに外人の人が来るんだけど、通訳連れてくる人がいる。プエルトリコ人で。

 


プエルトリコ人!?

 


プエルトリコはいい床屋が無いらしくて、終わったら「一緒に(プエルトリコに)帰りましょう」って言われて。「専属?」みたいな(笑)

大学でも外国の学生っているのかな?

 


いることはいるんですけど、なかなか積極的に関わろうとしてないですね…。
大学のMCVってところに行けば交流できるんですけど。

 


日本語禁止のところだっけ。
奥さんが英語の先生っていうお客さんがいて、その人から聞いたんだよ。

 


その英語の先生って、僕らが1年生の時習ってた先生じゃない?
※個人名は出しませんがガチでした

 


すげーーー!繋がった。

 


鳥肌たった なかなかこんなことないから。

 


床屋は、意外と点と点がつながることってあるよ。こっちもやっぱ嬉しいよね。接点があるんだって。

床屋って、友達でもないし、会社の先輩後輩でもないから独特な関係でさ。
しかも一瞬じゃないし、1時間ぐらいいるから。素を出してくれた瞬間がいいですね。

 

 

 

 


「理容星野」さんはいつから江古田にあるんですか?

 


それは親父の方が詳しいですよ。

 

 

なんと、2代目の星野輝久さんにもお話も伺うことができました。昔の江古田について聞いていきましょう。

 

 


うちは、昭和二十年開業。
武蔵とは親戚みたいなものだね。武蔵の偉い人も知ってるから(笑)

 


江古田の良さはなんでしょうか?

 


文教地域なんだけど、その割に静かでいいよね。

 


確かに。3つ大学がある割には、そうかもしれませんね。

 


今は体育系の部活は朝霞(グラウンド)に行っちゃってるけど、昔から(学生との)距離が近かったよ。「転職したけど、こういういい会社に入れましたよ」って報告に来たり。

登校拒否になっちゃった大学生がいたんだけど、「卒業はしなきゃだめだ」と説得して、1年留年したけど卒業できました、って話に来たのは良かったね。嬉しかった。

 


いい関係ですね。大学の近くにあると、いろんな情報が入ってくるんですね。

 

 

話が弾んでてすっかり忘れてましたが、カットもどんどん進んでます。

 

 


この量はすごい。

 


こんなに髪が切られてるのみたことないもん。

 

もちろん、シャンプーや髭剃り、眉毛を整えることもしてくれます。

 

 

てらだも床屋には行ってるんですが、外側から見たことはないのでめちゃくちゃ新鮮でした。

 





それでは、お待ちかねのビフォーアフターをご覧ください。








1年間伸び続け、殺風景となっていた髪は、匠の手によって大変身。

 

感想を聞いてみましょう。

 

 


床屋に行くと、頭がスッキリするだけじゃないんだよ。
胸がスッキリするの。だから、床屋って心療内科を兼ねてるんだよ。

 


すごい。名言ですね。

 


使わなくていいよ(笑)

 

 

ということで、たまには床屋でおしゃべり、いや散髪に行ってみるのもいいかもしれません。

星野さん、ありがとうございました!

 

執筆:社会学部3年 てらだ
ゲスト協力:社会学部3年 宮内くん

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