【たんぽぽコーヒー】君は武蔵の味を知っているか〜後編〜
たんぽぽコーヒー企画、ついに完結。
100%武蔵産コーヒーを作る、この企画。前編は、もうお読みいただけたでしょうか。
(まだ読んでいないという方は、先にこちらから前編をお読みください)
前編を公開直後にお読みになった方は、長らくお待たせしました。ついに完結です。
〜はじめに、これまでの経緯をおさらい〜
ある日、濯川を眺めながら「せせらぎ広場」でランチしていた、模範的な武蔵大学生である私。
そこで、たんぽぽを見つけ、その根を使ってコーヒーを作ることを思いつく。
大学に許可を得て、たんぽぽを掘り始めたものの、彼らのあまりのしぶとさ生命力の強さに圧倒される。
なんとか掘り出したたんぽぽの根を濯川ですすぎ、乾燥させた・・・
大講堂の見える場所で乾燥させ始めてから、早くも1週間。
以前きじキジが紹介した、大講堂2階の学園記念室の記事を読んでいたら、時間が過ぎていました。
(学園記念室の記事は、こちら)
↑カラカラになるまで乾燥させました
このままだと、ただの乾燥した根っこです。
(ちなみに、漢方薬としても使われているそうです)
コーヒーにするためには、まず焙煎する必要があります。
今回は武蔵大学の丸橋先生に協力していただき、研究室のコンロをお借りしました。
弱火で、じっくり焙煎します。ここで焦ると、深煎りを通り越して、黒こげになってしまいます。
↑じっくり、焦らず・・・
なんとか、焙煎が終わりました。しかし、まだコーヒーには程遠いですね。
苦労して焙煎した、たんぽぽの根。ここまで苦労すると、なんだか我が子のように感じてきました。
↑もう他人とは思えない。
この時点で、状態の悪いものは取り除いておきましょう。
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焙煎した根を挽いてみよう。でも、ミルなんてないから・・・