【たんぽぽコーヒー】君は武蔵の味を知っているか〜後編〜

2022年08月03日

たんぽぽコーヒー企画、ついに完結。

 

100%武蔵産コーヒーを作る、この企画。前編は、もうお読みいただけたでしょうか。

(まだ読んでいないという方は、先にこちらから前編をお読みください)

前編を公開直後にお読みになった方は、長らくお待たせしました。ついに完結です。

 


 

〜はじめに、これまでの経緯をおさらい〜

ある日、濯川を眺めながら「せせらぎ広場」でランチしていた、模範的な武蔵大学生である私。

そこで、たんぽぽを見つけ、その根を使ってコーヒーを作ることを思いつく。

大学に許可を得て、たんぽぽを掘り始めたものの、彼らのあまりのしぶとさ生命力の強さに圧倒される。

なんとか掘り出したたんぽぽの根を濯川ですすぎ、乾燥させた・・・

 


 

大講堂の見える場所で乾燥させ始めてから、早くも1週間。

以前きじキジが紹介した、大講堂2階の学園記念室の記事を読んでいたら、時間が過ぎていました。

(学園記念室の記事は、こちら

↑カラカラになるまで乾燥させました

 

このままだと、ただの乾燥した根っこです。

(ちなみに、漢方薬としても使われているそうです)

コーヒーにするためには、まず焙煎する必要があります。

今回は武蔵大学の丸橋先生に協力していただき、研究室のコンロをお借りしました。

 

弱火で、じっくり焙煎します。ここで焦ると、深煎りを通り越して、黒こげになってしまいます。

↑じっくり、焦らず・・・

 

なんとか、焙煎が終わりました。しかし、まだコーヒーには程遠いですね。

苦労して焙煎した、たんぽぽの根。ここまで苦労すると、なんだか我が子のように感じてきました。


↑もう他人とは思えない。

 

この時点で、状態の悪いものは取り除いておきましょう。

 

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焙煎した根を挽いてみよう。でも、ミルなんてないから・・・

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