2021年入学式実態調査!!【ウィズコロナの大学生活】

 

「新しい大学生活」をゆるテーマに、新入部員4人と2年生の奴でゆるトーク。議論とかじゃない、「雑談」くらいのやつがしたいのです。

 

こんにちは、さとうと申します。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

8月に突入し、大気圏ばりに暑くなってまいりました。嘘です。知らないです、大気圏。

とはいえ、ここしばらくの数週間、暑すぎるくらいに暑い真夏の日々が続いております。そしてまた、ここしばらくの1年半、長すぎるくらいに長いおうちの日々も続いております。

大学生の皆さまにおかれては、さぞや「ああ〜だれともちゃんとしゃべってない〜」とかそういった旨の気持ちを少なからずモヤモヤさせているのではないでしょうか。そうでしょう。そう思いますよね。そうに違いありません。そうです。

かくいう私もかれこれ引きこもり歴1年半、さすがに口が寂しくなってきました。アメとかガムとかではいよいよ紛らすことのできない、「とにかく言葉を舌にのせたい」欲求です。

そこで今回は、せっかくだからきじキジ新入部員の皆さまに、話し相手になってもらうことにします。

サンドバッグ役だけでは申し訳ないので、インタビュー形式で親睦を深めつつ、ゆったり語らいあう場としました。

きじキジ新メンバーのお披露目ということにもなりましょう。

Zoom収録は7月中頃、先輩特権で付き合わせるには最高の学期末です。

頑張って1時間ほどの拘束にとどめましたので、なんかこう、許してくれ。僕が悪かった。

登場人物

たかみ
メディア社会学科1年

 志望動機 :地域密着でいろいろやってみたい

好きなもの:BABYDOLL(アパレル)    

嫌いなもの:虫                

関東圏外出身で、いまは都内に一人暮らしのたかみくん。

今回のメンバーのなかでもかなり早い時期に加入してくれました。

本文でも触れますが、週に4日はアルバイトだそう。すげえ。

たなか
社会学科1年

  志望動機  :サークル紹介冊子『機関誌むさし』で見つけて、おもしろそうだった

好きなもの:エヴァンゲリオン

嫌いなもの:スジっぽいセロリ

たなか:あの、求人広告みたいなページが良かったです。

さとう:これで集客になるんだろうか、って疑問だったけど、なったんだね。


求人広告みたいな部員募集(原案さとう/編集てらだ)。迫真のマティスフォント。

たなか:あ、ところで、サークルのLINEグループの名前が「シン・Musashi Web Magazine」ってなってるの、あれエヴァっすよね?

さとう:そうですね、エヴァっすね。

たなか:グループ招待されたときに「おおっ」てなりました。

さとう:グループのホーム画面の背景も『シン・エヴァ』の最初期のポスターGoogle検索になってるけど、あれ変更したのは私ですね。

 意外とエヴァ好き多めのメンバー構成でお送りしております、どうもMusashi Web Magazineです。

なかむら
ヨーロッパ文化学科1年

  志望動機  :オモコロ好きと語らってみたい

 好きなもの:オモコロ

 嫌いなもの:アボカド 

たなか:オモコロ、ARuFaさんとかダ・ヴィンチ恐山さんくらいしか知らないんですけど、ニワカですかね?

なかむらそんなに敷居高くないんじゃないですか(笑) 自分もそんなに詳しくないし。

さとう:おそらく大学の中では、この団体がいちばんオモコロとかデイリーポータルZの話が通じるんだと思います。

いまい
社会学科1年

(入部検討中、たまたま見学に来てくれてました)

  志望動機  :音楽系サークルに入りたかったけど募集が少なく、探していたら流れ着いた

好きなもの:韓流ドラマ、および韓国

嫌いなもの:鶏肉         

さとう:鶏肉のどういうところが嫌い……?

いまい生感、というか。

さとう:「生感」。ぷりぷりした感じ、みたいな?

いまい:唐揚げとかだと平気なんですけど。煮物とかの鶏肉が、ちょっと……。

なかむら:手羽元とかですかね?

いまい:こういうこと話すと、あんまり理解してもらえないんですけど……。

さとう:まあ、またひとつ、世界の蒙が啓けたということで……。

さとう
メディア社会学科2年

  志望動機  :とにかく文章を書きたい

好きなもの:文芸(推しは多和田葉子、伊坂幸太郎)

嫌いなもの:イクラ(とびこ、数の子はわりと平気)

さとう:(録画開始)よいしょ。……最近これ、レコーディング始めると相手側に「レコーディングしてもいいですか?」的なダイアログが出る仕様になってるよね、Zoom。


文字起こしの原本データに入っていた、「どうしようもなく意味なくて場当たり的すぎる世間話」のサンプルをちゃっちゃと供養したところで(ちょっと意味なさすぎてあとで元動画から削りました)、以下本編になります。本編といいつつも「雑談」ですので、話題はとっ散らかっております。お足元にご注意ください。

「ご入学おめでとうございます」という話

さとう:というわけで。えー、じゃあ、まずは……「ご入学おめでとうございます」という話から(笑) まあ……なんというか、どうですか、学校は?

なかむら:実際に、対面(形式の授業)だったのが今まで、4月からの3ヶ月くらいのうち2、3週間だったんですよね。だからオンラインの方が圧倒的に長くて、正直「大学生だー」みたいな実感は薄いかもしれないです。

さとう:そうだよね。オンラインだとこう「大学通ってるなあ」って感じがしないというか、まあ通ってないんだけど、リアリティがないっていうのは、わかる。

たなか:僕も、圧倒的にオンラインで家にいることが多くて、むしろオンライン形式のほうがデフォルトって感じですね。逆に3週間、よく頑張って学校行ったなあと(笑)

さとう:いやもうね。さかのぼっちゃえば高校時代とかも、よくもあんな毎日学校通ってたよなって(笑) 大学までの通学時間も、長い人は結構長いからなあ。

たなか:僕はトータルで、ぴったり1時間くらいですかね。ゼロ状態からの、ある日突然「学校来てください」っていう状況だと、それでもまあまあでかい。

さとう:私もね、1年生のときは(履修したなかで)対面授業がほんっとにひとつもなくて。マジで健康診断しか大学行かなかったので(笑)、年に数回ってのもそれはそれで、疲れちゃうというか。通学定期もないし。

さとう:たかみくんはどうでしょう?

たかみ:そうですねぇ。自分の場合、バイトがちょっと特殊なので、(緊急事態宣言から明けても)一刻も早くオンラインに戻ってほしかった感はあります。再発令きて、対面形式終わって、「あざっす」って感じというか(笑)……楽しくやらせてもらってます。

さとう:福祉系のところに勤めてるって言ってたね。

たかみ:感染するとちょっと大ごとになるんで、コロナが怖すぎて。対面授業行きたくなかったので、ありがたいですね。

さとう:バイトは週あたり、どれくらいやってるの?

たかみ:今月は、週……4日かな? 授業があるとだいたい半日で、何もなければほぼフルタイムで入ってます。

さとう:授業ある日も、アフタースクールだけとかじゃないんだ。

たかみ:午後1時くらいに出勤して、7時とかまでですかね。あとたまにヘルプで、ぽんって入ったり。時間の融通もきくから、オンラインだと本当に楽です。

さとう:そうなんだよ。オンライン授業って本当に、「いいところしかねえな」って思う人も絶対に一定数いるはずなのよね。

たかみ:むしろ、後期になって全面的に対面授業始まっちゃったら、ちょっとどうしようかなって。生活できんのかなあ、とか。一人暮らしで。


たかみ
:対面授業、やるならやるでいいんですけど、感染対策をもっと徹底してくれればなあと思ってます。広い教室だって、学生みんな後ろのほうに固まっちゃって結局、密じゃねえか、みたいな。

さとう:設備とかはあっても、学生のリテラシーに任されてる部分が大きいのかね。

「教室に集う」こと自体に、ストレスとまではいかないでも……まあ純粋に1年と半年ぶりっていうのもあって、「疲れたぁー」ってひとも(笑)多いだろうね。

さとう:いまいさん、キャンパス行ってみて、どうでした?

いまい:えーと。授業も、1コマのためだけに時間かけて行くっていう日があるので、そういうときは、オンラインのほうがいいなと思うんですけど。実際、キャンパスに行ったほうがやっぱり、「人と会える」というか。そこはメリットかなって。

さとう:「大学生してんなー」って感じがする?

いまい:そうですね(笑) 

さとう:1コマしかない日、ねえ。……「そのためだけにキャンパスに行きたい、ほどの授業か?」っていう、こう、……悪魔の天秤が発動しちゃうよね、なんか(笑)

いまい:あと、Zoomとかだと、ブレイクアウトルーム(=参加者が小グループに分かれて会話できる機能)を使うことも多かったので、対面の、直接会ってる感じとはちょっと違うんですけど、でもあんまり変わらないというか。オンラインでも十分やっていけるなっていう環境はありましたね。

さとう:たしかに、オンラインでもわりと満足、みたいな授業も、ちょっと見えてきたよね。

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