ムサシで探す。オモシロい人。
武蔵大学には、どんな学生が多い印象をお持ちでしょうか。
大人しい?真面目?落ち着いている?
良く言えば、こんな印象を抱いているかもしれません。小規模で卒業生が少ないこともあり、武蔵大学出身の有名人は、他大学と比べてあまり多くないかもしれません。
ですが、武蔵大学にだって色んな人がいるはずです。
様々な活動をしている人。他の学生とは違ったこだわりのある人。面白い考えを持っている人。
武蔵大学で、そんなオモシロい人を探して、話してみたい。
そんな思い付きで企画した今回の記事。
見つけたのは、メディア社会学科の3年生、門馬一輝さん。
私、編集部員新井は、オモシロい人の情報を聞き集め、彼とお話しできることになりました。
対談形式でご覧ください。
新井:こんにちは。よろしくおねがいします!
早速ですが、色々と面白い人だという情報を伺ったので、お聞きしたいのですが。
門馬:はい、よろしくおねがいします!
新井:それではまず初めに、ファッションについて伺います。「下駄をはいて、マントを着て、大学に来ている」という情報があるのですが、これは本当ですか?
門馬:はい、事実です。
新井:なぜ下駄をはいてこようと思ったのですか?
門馬:歩くときに音が鳴るのってかっこいいじゃないですか?粋な感じがして。
それに、ブーツとか、スニーカー履くよりは、目立つし、いいかなって。
新井:目立ちたいんですか?
門馬:目立ちたいという訳ではないんですけど、存在感は持っていたいですね。
新井:マントを着ているのも、そういった存在感を出すために?
門馬:そうですね、エリマキトカゲの襟巻と同じですね(笑)自分を大きく見せたいというか。また、下駄は履いてみてわかったんですけど、身長が盛れますね。なのに、シークレットブーツとは違って、盛っている印象を周りに持たれないので、ばれても恥ずかしくないっていうメリットもありました(笑)
新井:他の服装も、普通のシャツとジーパンやチノパンといった、今の男子大学生に多いスタイルではなくて、古着を好んで着ているようですが、その理由は何かあるのですか?
門馬:理由というか、これは経緯なんですけど、高校が私服だったので周りに色んな服を着ている人が多かったんです。だから、オシャレな人も多かったんですね。僕は別にオシャレじゃなかったんだけど、友達が古着好きで、その友達に付き合って服を買うようになってから古着に慣れていきました。古着って便利で、あんまりセンスなくてもちょっとかっこいい服を1着買っておけばなんとなくセンスがあるように見えるのね。ごまかせるんですよ、なんか、このシャツ着ておけば、なんとなくオシャレなように見えるじゃん?
新井:確かに見えますね(笑)
門馬:だから古着を着ているだけなんですよ。オシャレはしたいなって思うんですが、もともとそんなにファッションセンスがないから、新品の服でオシャレになれなくて。
だから、古着でうまく見せかけてます。見せかけるのが得意なんです。
新井:頑張ってみせてるんですね(笑)
門馬:そう、成果は出てるはずです。
新井:実際、オシャレだという情報はありましたからね。
新井:続いての情報ですが、同級生からは「面白い人」って意見が多いのに対して、後輩からは「すごい」とか、尊敬のイメージが強いらしいんですよ。
それについては何か思うところはありますか?
門馬:そうですね、戦略として意識はしてます(笑)
新井:ほう。戦略ですか。
門馬:それで、成功はしています。
例えば、人と違うことをしていたり、自信満々にふるまったりして、なおかつ落ち着いて行動していれば、なんとなくすごい人に見えるじゃないですか?そのふるまいに、実態がある程度は伴っていなければいけませんけど。
だから、人と違うことをやったりだとか、それを自慢にならない程度にさりげなーく広めてみたり、笑い話にしたりだとかしてるんですよ。すごい人だと思われたいって願望はちょっとあるから、だとしたら、すごいとか尊敬って見られているのは成功なんだけど、「戦略」だから、実態はそんなに伴っていないところはあるよね(笑)
新井:じゃあ、どちらかと言うと、面白い人というより、尊敬される人でありたいと思って意識してたんですか?
門馬:いや、僕は、面白い人をすごいなって尊敬するから、自分の中では割と=(イコール)な認識なんだけど、どうなんでしょうね。僕は、面白い人だって思われた方が嬉しいかな。