【ロシア語編】きじキジ的・第二外国語トーーク!
「英語の11ってなんで急にelevenなの?」的な初級外国語あるあるトーク、ロシア語編。
現役生のみなさん、「第二外国語」やってますか?
大学では、英語のほかにさまざまな言語を選択履修できますよね。
そして、あらゆる外国語の初級レベルでだれもがみんな教わるのが「数詞」。
今回はきじキジ編集部員のみなさんそれぞれ履修した第二外国語で、
「英語の〈11〉は〇〇teenじゃなくて急にeleven」みたいな、
初級学習者を困惑させる謎ルール・ヤバ文法を紹介してもらおう、といったお話です。
この記事では、ロシア語履修者の数詞トークをお届け。
なんやかんや1年生の前期からずっと、中級までみっちり履修してました。
………なんでだ?
※記事内で取り上げている文法事項などは、履修者が学習した内容に基づいています。
最初に言うと、ロシア語のヤバい数詞は〈40〉になりますね。
まず、一の位から。
〈4〉четыреあたりで、ちょっとすでにもう牙を剥いてくる感ありますけども。
〈11〉以降も、英語の〇〇teenみたいな感じで、ここまではまだいい。まだ大丈夫、問題ないと。
で、次っすね。問題の〈20〉以降。
急にсорок(ソーラク)。
なんじゃそれ………。
「〈2〉дваとか〈3〉триの派生形なんですねえ」みたいな空気でやってたのに、急にсорок。
同じスラヴ系で、ほかのいくつか地方の言語のなかにはちゃんと、fortyみたいに〈4〉の派生形のやつもあるっぽいんすけどね。
一応、由来としてはこうらしい。
ロシア語では сорок(ソーラク)で、漁師が毛皮40枚を入れた袋1つをソーラクと呼んでいたことに由来する。(Wikipedia)
なんじゃそれ………。
「毛皮」が通貨的な扱いだった時代に、なんかこう………40枚セットがちょうどいい、みたいな話だったっすかね、授業では。
ちなみに、ロシアのアニメで『チェブラーシカ』って有名ですけど、あれ、主人公チェブラーシカじゃないんですよ。
「チェブラーシカ」って検索すると一緒にチラチラ出てくる緑色のでかいワニ、こいつがそもそも主人公っすね。
へえ〜。なんか、勉強になったな(笑)
授業中、教材ビデオと称してやたらチェブラーシカ観せてくれる先生でした(笑)
【編集 社会学部3年さとう】
素材:いらすとや、Yahoo!ショッピング