【Filmes〈映画研究会〉】桜丘中学・高等学校で行われる映画撮影を取材!
それは昼下がり、部室での出来事…
とある部活が高校で映画を撮るとの情報を入手…
(これは…良記事の気配…!)
と、いうことで、我々きじキジ、今回も「映画研究会〈Filmes〉」の撮影を取材させていただくことになりました!
「Filmes…映像を作っていることしか知らないな…」というそこのあなた!
Filmesの活動や設立の経緯は、過去の記事で根掘り葉堀り取材しているので、ぜひそちらもご覧ください!
【公開記念】武蔵大学映画研究会〈Filmes〉がすごいぞ!
【出演してみた】映画研究会<Filmes>ドラマ撮影の裏側!
取材当日、きじキジ一行はJR王子駅へと向かいました。
撮影の舞台は、桜丘中学・高等学校。
Filmes部長・監督 石田瑞樹さんの母校です!
つい半年前に大学生となった身のはずですが、実際に校舎を目の前にすると圧を感じてしまいます…
現場へと着いたのは、12時30分。
撮影は午前から始まっていましたが、私たちは昼休憩からの参加となりました。
挨拶を終えて早々、「何か食べたいのはありますか!」と段ボール箱を差し出され衝撃を受けました。その中には、ゼリー飲料や菓子類…
予想外のもてなしに気が緩んでしまい、「意外とリラックスして取材できるかも?」なんてこの時は思っていました。
そんなことを考えている内に、撮影場所となる自習室への移動が開始…
着々と撮影準備が進められます。
自習室に移ってまず私が感じたのは、明らかに先ほどの教室とは異なる雰囲気…
朗らかな表情で段ボール箱を差し出してくれた方の真剣な表情を見て、この時の私は、「意外とリラックスして取材できるかも?」という浮かれ切った考えを猛烈に後悔していました。
そんな後悔に沈む私を尻目に、何か大きなものが自習室へと運び込まれまれる気配がします…
なんとそれは、木製のレール!
「なぜ撮影にレールが必要なんだ!」と至極真っ当な疑問を抱いた私を察してか、Filmesの方が用途を説明してくれました。
どうやら、この道具は名前を「カメラドリー」と言い、台車に乗せたカメラをレール上で移動させるために使うそうです。
そうすることで、人間の手には難しいカメラの水平移動を行うんですね!
カメラドリーの搬入も終わり、ついに始まる撮影本番。
カチンコの音とともに撮影が開始され、呼吸すら危うい圧倒的な静寂が流れます。耳からの情報があまりに少なく、かえって聴覚が研ぎ澄まされる感覚です。
撮影の終了予定時刻は午後6時…
かつてない負担が心臓を襲い、本当に取材を完遂できるのかと頭をよぎる不安…
果たして私は、王子駅へと無事帰還することができるのでしょうか…
→ Part2〈独占インタビュー〉