武蔵大学“ダイバーシティセンター”に行ってみた!

2024年02月05日

こんにちは、4年てらだです。

 

きじキジでは、武蔵大学の様々な部署にお世話になってきました。

 

アドミッションセンターに取材したり…。

施設課の方に11号館を最速で見せていただいたり…。

広報部に直談判したこともありました。

 

 

もう学内は取材し尽くしたのではないか?と思いきや…。

2023年4月、なにやら気になる部署「ダイバーシティセンター」が誕生しました。

 

 

ただ、「ダイバーシティ」と言われても、「何をやっているところなのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

 

ダイバーシティセンターの担当者の方にお話を伺い、その謎を解き明かしていきたいと思います。

 

※10号館2階、きじキジの部室から徒歩10秒。
過去1近い取材場所です

 

 

今回お話を伺った、ダイバーシティセンターの岡部さん(顔出しはないですが星野さんにも伺いました)

 

 

Q.ダイバーシティセンターは何をしている部署なんでしょうか?

 

ダイバーシティセンターは、
「全ての学生さんが、自分らしさや特性を大事にして学生生活が送れるように環境整備をする」という趣旨でできました。

もっと平たく言うと、「学生生活で何か困ったことがあった時に、よかったら相談に来てください」という場所です。

 

学生生活では困りごとって色々あると思うんですね。

例えば障害、病気、ジェンダーやセクシュアリティ、多文化などに関連して、ある程度具体的な悩みだけれど、担当部署がよくわからない時には、ダイバーシティセンターにご相談ください。

他にも、「課題の期限がどうしても守れなくて困っています」などのご相談もお受けしています。
ご相談内容を伺った結果、他の部署をご案内する場合もあります。

例えば、「なんとなく気持ちがモヤモヤする」のような相談は、恐らく学生相談室に行ってもらった方がよいですし、就職の相談だったらキャリア支援センターに行ってもらった方が適切だと思います。
ですが、一度ダイバーシティセンターで相談していただければ、担当の部署におつなぎすることもできます。

 

 

 

 

Q.学生相談室との違いはなんでしょうか?

 

ダイバーシティセンターでは、「学生生活の具体的な困り事の解決」を目指しています。

 

もちろん、学生相談室でも、ある程度は具体的なアドバイスが受けられるかもしれません。ですが、学生相談室の主眼は問題解決というよりも傾聴と言語化、整理みたいなところがメインだと思います。

そのため、ダイバーシティセンターでお話を聞いている中で、「ここのところは学生相談室や外部のカウンセラーさんに相談した方がいいかもしれませんね」となったら、学生相談室に一緒に行くこともあります。

 

 

Q. ダイバーシティセンターでは、具体的にどういった対応をするんですか?

 

授業担当者に配慮のお願いなどをします。

例えば身体に障害があって、文字を書くのに時間がかかる学生さんからの相談を受けて、定期試験を別室で時間を1.3倍延長にするといったこともあり得ます。こういったサポートは「合理的配慮」と言います。

目が悪い人は、視力を補うためにメガネをかけますよね。それと同じように、大学生活での困りごとに対応する方法を一緒に考えていく感じです。

ただし、学生さんの希望する配慮を100%叶える部署ではないんですよ。

例えば明日から全部の建物に大きい車いすが入るエレベーターをつけるというのは、残念ながら難しいですよね。様々な事情で今すぐ解決できないこともあります。

その場合例えば教務課にお願いして授業の教室を変更してもらうなど、どういうことだったらうちの大学でできそうかというのを関係部署と相談して、学生さんとも話し合いながら対応を検討・実施していきます。

 

 

———解決策を「一緒に考える」部署なんですね。

 

他の業務としては、教職員向けの研修も行っています。

今年度は難しかったのですが、来年度は学生さんに向けてのイベントもやれるといいなと思っています。

 

 

Q.最後に、学生へのメッセージをお願いします。

 

大学生活は、活動の範囲が広がる一方で、大変なことや苦手なことに直面することも増えるかもしれません。そんな時に必ずしも自分一人で乗り越えなければいけないということはありません。

他者に相談して、「自分はこういう時にしんどくなりやすいけど、こういう風にしたら少し状況が変わるかな」など、自己理解を深め、苦手さや困った状況への対応方法を持っているといいと考えています。

 

そのため、もしこの記事を読んでいる方が、周囲で困っていそうな武蔵の学生を見かけたときは、「ダイバーシティセンターが相談に乗ってくれるらしいよ」と声をかけていただけると嬉しいです。

「相談するときに、理路整然としっかり説明できないといけないのでは」と思う方もいるかもしれません。
ですが、「どう相談するか」はあまり重要ではありません。自分の中でまとまっていなくても、お話を聞くなかで一緒に状況を整理しながら、解決策を考えることができます。

解決のためのアイデアを一緒に考えるお手伝いができればと思っているので、お気軽にご連絡ください!

 

 

———ダイバーシティセンターがどういう所なのかが、見えてきた気がします。ありがとうございました!

 

 


 

 

ところで先日、ダイバーシティセンターのロゴマークが募集されていたのをご存知でしょうか?

学生・教職員による投票が行われましたが、筆者てらだが応募したロゴマークを採用していただけることになりました!
投票していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

説明:
ロゴマークを近くでよく見ると、武蔵を表す634の文字を見つけられると思います。これには「相手にしっかり向き合うことで、一見わかりにくい個性や特性も見つけ、尊重していこう」というメッセージを込めています。

 

せっかくなので初期案をお見せすると…。

 

 

初期は全然違うものでした。
一番難しかったのが、「すでにあるどんなロゴマークとも似ていないものを作る」ということ。「多様性」から連想してモチーフを考えましたが、なかなか思いつきませんでした。

ある時「他の誰とも同じではないもの」ってなんだろうと考えた時に、指紋を思いつきました!

 

 

そこからは、比較的すぐに完成しました。
指紋と、武蔵のシンボル「白雉」をかけ合わせてできたのがこちら。

 

色は当初、「多様性」を考えてカラフルにしようと考えましたが、ロゴとして見た時の統一感、また「武蔵カラー」を押し出したいとの思いから、最終的には緑色のグラデーションに落ち着きました。

 

 

私はまもなく武蔵大学を卒業してしまいますが、今後も長い間親しまれるロゴマークになることを願っています!!

 

 

ダイバーシティセンターによる支援について、詳しくはこちらのリンクから!

武蔵大学ダイバーシティセンター(公式HP)

 

取材協力:武蔵大学ダイバーシティセンター

執筆:社会学部4年 てらだ
写真:人文学部2年 ふじい

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