アドミッションセンターってなんだ?
こんにちは。
近頃油淋鶏(ユーリンチィ)がお気に入り、ラムネです!
毎日暑いですね~。
しかしどんなに気温が高かろうが、熱々の揚げ鶏を食す根性は健在です。食欲の夏。
そんな夏の、6月中旬のとある日。
編集部員の山口とじゅんの二名とともに私は、1号館1階にあるアドミッションセンターへ取材に向かいました。
↑アドミッションセンター。
1号館1階、大学正門側の入り口から入ってすぐにある。
アドミッションセンターは昨年度にできた新しい部署です。
正直なところ学生たちの間では「入試関係の施設ということしか知らないけれど、具体的に何を扱っているところなんだろう?」という認識の場所です。
実際のところはどのような施設なのでしょうか?
この疑問を解き明かすために今回は、アドミッションセンターの寺岡部長と遠藤課長のお二方から、お話を伺いました。
まずは遠藤課長に伺った内容をまとめて記したいと思います!
↑取材にご協力いただいた、遠藤課長
質問1
アドミッションセンターとはどのような(何をする・されている)ところなのでしょうか?
大きく分けて3つの業務を行っています。
①入試の実施と、②入試広報業務、③入試の分析と調査です。
まず①の入試を実施する、には
「入試制度を決める →周知(広報)する →出願を受け付ける →出願内容・種類の確認をして、受験票を発行する →試験当日の準備をする →試験を実施する →試験を採点して合格者を決める →受験者に結果を知らせ、合格者に入学の案内をし、入学手続を受け付ける→入学者の情報を教務課や生活課等に共有する」
という長いプロセスがあります。
↑武藏大学入試カレンダー
「出願(応募)」は試験の1か月前くらいから始まり、「入学手続」は試験の1か月後あたりまで続くので、一つの入試実施で2~3か月のスパンが必要になります。
入試には、
7月:大学院入試、10月:総合型選抜AO入試、帰国生徒対象入試、社会人入試、外国人学生入試、編入転入学士入学入試、大学院入試、11月:推薦入試、1月:大学入学共通テスト方式前期日程入試、2月:全学部統一型入試、全学部統一グローバル型入試、個別学部併願型入試、大学院入試、3月:大学入学共通テスト方式後期日程入試
といったようにたくさんの種類があります。なかなかたいへんに見えますが、武蔵大学は文系大学として4学部しかありませんので、これでも入試の数は少ない方です。
②入試広報業務については、
オープンキャンパスの実施や高校向けの説明会の実施、高校との連携事業、大学見学の対応、また、受験生や保護者、塾や予備校への宣伝活動、加えて外部で行われる高校生や受験生向けのイベントに参加したりします。
↑オープンキャンパス概要ページ
③入試の分析と調査 については、武蔵大学の入試の結果を分析することもします。
しかしそれだけではなく、新しい学習指導要領によって、どんな高校生に受験してほしいか、高校のうちにどんな能力を身につけてもらいたいかなどを検討することもします。
その検討結果の一部については、2023年3月31日に武蔵大学ホームページで「2025年度武蔵大学入学者選抜における基本方針について」として公表しました。
学習指導要領とは10年に1度のペースで更新されるもので、文部科学省が今後の日本の学校教育の方針を示すものになります。
高校の教育内容も変わりますし、大学入学共通テストの内容も変わります。
それに対応して、文部科学省の調査、高校側の対応調査や他大学の調査をします。
今の高校2年生から学習指導要領が新しくなっています。
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