生協購買書籍部 第弐弾
秋…
武蔵大学では銀杏や紅葉がキャンパスをカラフルに色づける季節
そんなある日の出来事である。
ペラ…ペラ…
Aがリズミカルにページをめくっている
パタン….
どうやらAの優雅な読書タイムが終わったようだ。
Aは随分と私の破天荒に付き合ってくれるが、この時間だけは私にもAをどうこうしようということはできない。
そもそもそんな気も起きないのだが…。
さて、Aが優雅な雰囲気の余韻に浸っているうちに「久しぶり」とも「初めまして」とも言っておこう。
私はB。気軽にBとでも呼んでほしい。
前回は『ガラクタや ネバーランド』でお会いしたことだろう。
・・・・。
知らない?では、彼方も見ていってくれないだろうか。
彼方を先に読んでも、後で読んでも構わない。
何と言っても、今日はAに別件できたのだから。
「A。君は『いざ、行かん!生協購買書籍部』を知っているかい?
自分で言うのもなんだが初々しかった頃の私が書いた処女作だよ。ああ…さっきまで読んでいたものだよ。
実は最近【初心忘れるべからず】と常々思って処女作を読んだのだが…
いかんせん書籍部に関する情報が少なく感じたのだよ。」
「君もそう思ったようだね。だから、今回は書籍部に焦点を当ててみようと思っているんだ。
すでに前回も快く取材に協力してくれた生協職員の吉永さんからいろいろ教えていただいたよ。
では、一から話していこう…おや、A。君以外にも気になる方々がいるようだよ。
それじゃあ、学生らしく授業風にお話ししてみようか(笑)」
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